なし崩し的レコード
最近ではレコードも時々しか買わないので、 そんなに急激に増えることはないけど、 部屋に設置した棚の容量は既に限界を超え、 棚に入りきれなかったレコードは、手前に 面を出した状態で重ねて立てている状態が 常態化している。 本来ならば棚を新たに設置したいところ なんだけど、何しろ部屋が狭いので、もう スペースがない。棚の容量は限界を超え、 なおかつ部屋の容量も限界を超えている。 つまり詰んでいるのであります。 そうしてなし崩し的に面出し立て掛けレコが 増えていくんだが、あまりそれをすると、 ちょっとした拍子に立て掛けたレコードが ズルズルと前にずれ倒れていってしまう。 まだ床が絨毯とかだったらマシだと思うけど、 板の間なので滑りやすいのだ。 前を通るたびに振動でズルズルなってしまい、 その度に足とかで押し戻したりして、 なんかいちいち鬱陶しい。だけど他に置くとこ がない。このジレンマ。 これを
手
誠光社より発売される安田謙一さんの新刊、 「ライブ漫筆」の装画を担当いたしました。 「手」をテーマに、櫻画報時代の赤瀬川原平 スタイルで、という、嬉しくもあり、難しくも ある注文をいただき、中面のイラストも4点 描きました。なかなか苦心したけど、家にある 「櫻画報・激動の千二百五十日」を参考に、 よく出てくるモチーフを研究して、自分 なりに構成してみました。表紙はかなりいい線 いってると思う。中面の絵は結構自分の 地が出てしまってる部分もあります。やっぱり 出るわ、どうしても。この４点の絵に関しては 本文と別の紙を用いてHand saw pressさんで リソグラフ印刷という特別仕様。見本を見せ てもらいましたが、美麗な仕上がりです。 これは買ってのお楽しみ。 あと、表紙に描いた建物は、左から 「フェスティバルホール」「大阪城ホール」 「中野サンプラザ」「日本武道館」です。 この並びに深い
冗漫タイムス
「神戸、書いてどうなるのか」の新刊文庫本を 安田謙一さんからご恵送いただきました。 以前、安田さんが「自分の本が文庫化されると したら何文庫がいい？」という問いかけに、 「俺は保育社カラーブックスがいい」 と言われていたのを聞いた記憶があるんですが、 現実には、カラーブックスではなく、ちくま 文庫でしたね。いや、まあカラーブックスがいい、 というのは半ば冗談だとは思いますが、 こうやって実際に手にすると、そりゃあちくま 文庫がバッチリしっくりきていると思います。 内容は単行本でも読みましたが、文庫になって より文学的な空気感が増量されたような気がします。 坂本慎太郎さんのカバー画も素晴らしいですね。 現在安田さんとは、誠光社編集室web(毎月）、 昭和４０年男（隔月）、CDジャーナル別冊 アンド・ザ・ビートルズ(不定期）という3つの 媒体でコンビ連載をさせてもらっているのですが、 この文庫
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Tシャツより安い絵
