府議会は2日、府が09年度に廃止する府立国際児童文学館(吹田市)を「当面、現地で存続させる」ことを求める請願を教育文化常任委員会に付託することを決めた。請願は同館の廃止に反対する20団体が提出。自民、民主、公明、共産の主要4会派の幹事長と政調会長が紹介議員となっており、賛成多数で採択される見通し。橋下徹知事に対し、与野党がスクラムを組んで反対を突きつけることになる。 請願をまとめたのは「大阪国際児童文学館を育てる会」(畠山兆子・常任委員長)などの20団体。同館を「日本で唯一の国際的な児童文学・文化研究の専門資料館」「大阪の誇りであり、宝」として、「現地でサービスを提供できる方策を考えるべきだ」と求めている。 4会派は現在の施設を当面維持することについては一致しており、自民党の花谷充愉政調会長は「財政難の折、移転の費用は受け入れがたい。現状維持が最も安上がり」と説明している。 府
活字世代の団塊マーケットを当て込んで創刊された雑誌の中で、そのものズバリの誌名で話題となった「dankaiパンチ」(飛鳥新社)が、隔月刊を月刊誌化する構想の手前で模索が続いている。世代の総合情報誌を目指したこの2年の経験を通して、「団塊」という言葉のイメージを考えてみる。(木村彰一) ◆「60年代づくし」で創刊 「団塊パンチ」というネーミングを聞いたとき、「これだ!」と思った、と同誌の編集長赤田祐一さん(46)はいう。 「パンチ」の語は、60〜70年代の若者にアイビーファッションなど新しいライフスタイルを広めた週刊誌「平凡パンチ」から採られた。狙いは定年を迎えつつあるこの世代と「パンチ」との再遭遇。コンセプトは「従来の年齢観にとらわれない生き方」「精神のアンチエイジング」だった。 赤田さんは92年に編集した「磯野家の謎」を大ヒットさせ、その後もサブカルチャー雑誌「クイック・
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