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  • Undefined meets こだま和文 | ele-king

    まさか“Requiem Dub”を聴けるとは思いも寄らなかった。もしもフランクフルト学派がこの日のこだま和文のライヴを見ていたら、泣いて喜んだことだろう。20世紀前半のもっとも重要な文化研究グループとされる彼らは、アートがこの資主義社会で果たす役割があるとすれば、それは「耐え難いこの世界を告発することだ」とした。「偉大なる拒絶」の一部になること。2024年8月24日の21時、渋谷のWWWで、いまだにそれをやっているひとがいた。 ぼくはフランクフルト学派ではないが、泣いた。同じように、たぶんフランクフルト学派ではないマヒトゥ・ザ・ピーポーも「泣いた」と言って、ライヴ終了後に楽屋でこだまさんをハグしていた。ほかにも、多くのひとが泣いたに違いない。ひょっとしたらその涙は、こだまさんが自分の詩を朗読しながら訴えたパレスチナの現実および自分たちが生きているこの悲しい世界に対する憤りの涙で、と同時に

    Undefined meets こだま和文 | ele-king
    kiku72
    kiku72 2024/08/28
    “文と写真:野田努”
  • ♯8:松岡正剛さん | ele-king

    たとえば林檎を描くとする。赤い林檎をそのまま正面から描くか、ひと口かじったそれを描くか、あるいは緑の林檎にするか、それとも半分に割った林檎にするか、その描き方にはいろいろある。編集者というのは、「(ほかの描き方も複数あるが)今回はこの林檎でいこう」だ。35年前に松岡さんから聞かされたこの喩えが、いまでも頭にこびり付いている。流動性のなかにこそ編集の極意あり。存在の流動化、存在から存在学へ、ほうき星の存在学。編集者は、言うなれば仮面から仮面へ、惑星から惑星へ、そして灰から灰へと渡り歩くことができる。だが、真を追求するアカデミアの研究者はそうはいかない。だからこの発想には両義性がある。 編集者のテクニックのひとつに、コピーライティングがある。松岡さんは権威的な文体や難読漢字の多用を嫌い、メディアの武器であり資主義の道具でもあるこの文章技術に入れ込んでいた。目次に凝るのが好きで、ときには雑誌の

    ♯8:松岡正剛さん | ele-king
    kiku72
    kiku72 2024/08/27
    “野田 努”
  • interview with Toru Hashimoto | ele-king

    私たちは皆、「Free Soul」以後のパラダイムにいる。何を大げさなことを、と思うかも知れないが、こればかりは確実にそうなのだ。音楽を楽しむにあたって、そこに聞こえているグルーヴや、ハーモニーの色彩、耳(肌)触りを、その楽曲なり作り手であるアーティストの「思想」や「質」に先んじる存在として、自分なりの星座盤とともに味わい、愛で、体を揺らすというありようは、現在では(どんなにエリート主義的なリスナーだとしても、あるいは、当然、どんなに「イージー」なリスナーだとしても)多くの音楽ファンが無意識的に共有するエートスとなっている。だからこそ、その革新性にかえって気付きづらいのだ。しかしながら、そうした音楽の楽しみ方というのは、元々は1990年代に少数のトレンドセッターたちによって試みられてきた、(こういってよければ)「ラジカル」な価値転換によって切り開かれてきたものなのである。その事実を忘れて

    interview with Toru Hashimoto | ele-king
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    kiku72 2024/08/27
    “取材・序文:柴崎祐二 ”
  • interview with Fontaines D.C. (Conor Deegan III) | ele-king

    向かって左から、グリアン・チャッテン(ヴォーカル)、トム・コール(ドラムス)、コナー・カーリー(ギター)、カルロス・オコンネル(ギター)、取材に応じてくれたコナー・ディーガン(ベース) 2019年の『DOGREL』の衝撃から5年、4枚目のアルバム『Romance』へと至る道、フォンテインズD.C.はもはや単純にポスト・パンクという言葉でくくれるようなバンドではない。レーベルが変わり、バンドの立つステージは大きくなり、周囲の環境も変わった。アイルランドを離れてのツアー生活、3枚のアルバムのプロテュースを務めたダン・キャリーのレコーディングから、アークティック・モンキーズやゴリラズを手がけるジェイムズ・フォードとともにフランスの大きく古いスタジオで収録した4thアルバム。作曲方法も変わり、年齢を重ねた感性も変化しバンドはまた違うものになっていく。変わらないのは暗さを抱えた憧れるようなフォンテイ

    interview with Fontaines D.C. (Conor Deegan III) | ele-king
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    kiku72 2024/08/24
    “取材:Casanova.S 通訳:青木絵美”
  • interview with Louis Cole | ele-king

    USCソーントン音楽学校でジャズを専攻したルイス・コールは、超絶的なテクニックを有するドラマーにしてシンセやキーボード、ベースやギターなどを操るマルチ・ミュージシャン。歌も歌うシンガー・ソングライターで、ミュージック・ヴィデオも自分で作るヴィデオ・アーティスト。シンガー・ソングライターのジェヌヴィエーヴ・アルタディとのエレクトロ・ポップ・デュオであるノウワーで活動する一方、サックス奏者のサム・ゲンデルとのアヴァンギャルドな即興ユニットのクラウン・コアを結成。故オースティン・ペラルタやサンダーキャットとのトリオや、クロウ・ナッツというジャズ・グループでの活動。そして、自身のソロ・アルバムから、盟友のサンダーキャット、ジェヌヴィエーヴ・アルタディ、サム・ゲンデル、サム・ウィルクス、ジェイコブ・マンといったアーティストたちの作品への参加と、実に多彩で濃密な活動を続けている。2022年の『Qual

    interview with Louis Cole | ele-king
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    kiku72 2024/08/24
    “質問・序文:小川充 通訳:中村明子 ”
  • Gastr del Sol | ele-king

    ジム・オルークは、かつて自身が‶音楽の中の時間の問題〟と呼ぶものについて語ったことがある。つまり、音楽は構造的には(映画や文学とちがって)質的に直線状であるため、前のモチーフや形を参照することでしか時間を遡ることができないということだ。 『We Have Dozens of Titles』は、ジム・オルークを完全に満足させるような形で時間の問題に注意を向けさせることはないかもしれないが、実はこの作品において、時間は演奏される楽器のひとつのように扱われている。これはある意味ではレアな作品、未発売のトラックとライヴ・レコーディングのコレクションだが、一方ではまったく新しいガスター・デル・ソルのアルバムのように感じられる。さらに言えば、これはバンドとリスナー共々、一緒に過ごしたあの落ち着きのない実験に特徴付けられる1990年代という時間に遡る旅なのだ。100分を超えるアルバムのなかで、馴染み深

    Gastr del Sol | ele-king
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    kiku72 2024/08/22
  • R.I.P. Tadashi Yabe | ele-king

    去る7月25日夜明け前、DJ・プロデューサーの矢部直氏が心筋梗塞のためこの世を去った。周知のように彼は日のクラブ・ジャズ・シーンを切り拓いたひとりで、その功績はとてつもなく大きい。また、彼は日で暮らしながらも、その窮屈な制度や慣習に囚われないラディカルな自由人というか、まあとにかく、破天荒な男だった。世界の人間を、なんだかんだと社会のなかで労働しながら生きていける人と、アーティストとしてでなければ生きられない人とに大別するとしたら、彼は明白に後者に属する人だった。青山の〈Blue〉で、あるいは〈Gold〉や〈Yellow〉で、最初期の新宿リキッドルームで、めかし込んだ大勢の若者たちがジャズで踊っていた時代の立役者のひとり、90年代という狂おしいディケイドにおける主要人物のひとりだった。 ともに時代を生きてきたDJがいなくなるのは、とても悲しい。以下、矢部直氏とは違う立場で、日のクラブ

    R.I.P. Tadashi Yabe | ele-king
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    kiku72 2024/08/02
    “追悼:矢部直”
  • Zach Bryan | ele-king

    ザック・ブライアンが2022年にリリースしたライヴ・アルバム『All My Homies Hate Ticketmaster(俺の地元仲間はみんなチケットマスターを嫌ってる)』は、ジョン・デンバーの“Take Me Home, Country Roads”のカヴァーから始まる。一音だけでアメリカ田舎の風景が浮かぶようなギターのイントロ、素朴なメロディ。それに応える割れんばかりの大合唱。田舎の道よ、故郷に連れて行ってくれ、帰るべき場所へと。ウェスト・ヴァージニアの母なる山。故郷へ連れて行ってくれ、田舎の道よ……。それは、そこに集まった人びとの心を繋ぎとめる歌として演奏される。アメリカ田舎町で、日々をどうにか暮らす人びとの歌として。続いてブライアン自身の楽曲“Open the Gate”が演奏されると、やはり大合唱が巻き起こる。 軍隊に入る伝統を持つ家庭のもとで1996年に沖縄で生まれオク

    Zach Bryan | ele-king
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    kiku72 2024/07/31
    “木津毅”
  • interview with Fat Dog | ele-king

    取材に応じてくれたのは向かって左端のクリス・ヒューズ(キーボード)と中央のモーガン・ウォレス(サックス)。その間が中心メンバーのジョー・ラヴ(ヴォーカル/ギター)。右から二番目がジャッキー・ウィーラー(ベース)、右端がジョニー・ハッチ(ドラムス)。 サウス・ロンドンのカオスを生み出すバンド、ファット・ドッグのエネルギーは当に凄まじいものがある。暗く激しく、それでいてユーモラスなエネルギーがぐるぐるぐるぐると渦を巻くようにして迫ってくる。その熱に触れてみたいと手を伸ばしたくなるような、彼らの音楽を聞いているとふつふつとそんな思いが湧き上がってくる。ファット・ホワイト・ファミリーの邪悪なユーモア、HMLTDの大仰なロマン、ヴァイアグラ・ボーイズの人をったようなふてぶてしさ、PVAのネオンの明かり、それら全てを彷彿させながらそれらのどれとも似ないカオスを生み出すバンド、ヤバいという言葉がこん

    interview with Fat Dog | ele-king
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    kiku72 2024/07/30
    “質問・序文:Casanova.S 通訳:長谷川友美”
  • MADCHESTER | ele-king

    1988年から1992年までのUKインディ・ロックのディスク・ガイドとその概略を紹介する、横田勇司による『マッドチェスターの光芒: ニュー・オーダーからザ・ストーン・ロ ーゼズへ MADCHESTER 1988-1992』が刊行された。マンチェスターのみならずこの時代のUKのインディ・シーンを網羅したで、リアルタイム世代には懐かしく、後追い世代には良き案内書になることだろう。かなりの情報量で、ジョニー・マーとグレアム・マッセイのこののための貴重なインタヴューが掲載されているのも嬉しい。レコ店か書店に行ってチェックしましょう。 著者: 横田勇司 書名:マッドチェスターの光芒: ニュー・オーダーからザ・ストーン・ロ ーゼズへ MADCHESTER 1988-1992 出版社: スローガン ページ数: 368 ISBN: 978-4-909856-12-8 C コード: 0073 価格: ¥

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    kiku72 2024/07/30
    “著者: 横田勇司”
  • 『アンビエントへ、レアグルーヴからの回答』 | ele-king

    水谷:そろそろVGA(VINYL GOES AROUND)でコンピレーションでも作ろうという話になったのって去年(2023年)の秋くらいでしたね。 山崎:VGAはレアグルーヴのイメージが強いという事もあって、いろいろ案を出しあった結果、「アンビエント・ブームへのレアグルーヴからの回答」というコンセプトができて取りかからせて頂きました。 水谷:一概には言えないのですが直球の70年代ソウルが今の時代にフィットしないような感覚があり、また思った以上にスピリチュアル・ジャズが盛り上がっている背景もあったので、その辺にカテゴライズされているものを中心に静かな楽曲をアンビエント的な解釈でコンパイルするのは面白いかもねというのが当初の話でした。そもそもアンビエントの定義とは何なのでしょうか? 山崎:ブライアン・イーノが提唱した「環境に溶け込む、興味深くかつ無視できる音楽」というのが定説ですが、境界線は曖

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    kiku72 2024/07/27
  • Loula Yorke | ele-king

    「好きなもの 苺 珈琲 花美人 懐手して宇宙見物」——これは物理学者の寺田寅彦が1934年に詠んだとされる有名な、そしていまでも人気ある俳句だ。寺田の時代では、苺にしろコーヒーにしろ一部の文化人や特権階級のものだったはずで、だからまあ、ずいぶん気取った言葉なのだろう。そのエリート視点はともかく、「宇宙見物」という言葉がぼくは長いこと好きだった。が、近年ではその「宇宙見物」をめぐる様相もずいぶん変わってきている。 2016年『ガーディアン』が報じた、SpaceX社を創設したイーロン・マスクの言葉によれば、いま人類にはふたつの選択肢があるそうだ。「ひとつは永遠に地球に留まり、そして不可避な絶滅イベントを迎えること」「もうひとつは宇宙を航行する文明を得て、複数の惑星に住む種族になること」。ほかにも、2021年、11分間の外気圏への旅から戻ったジェフ・ベゾスのBlue Origi社という例がある。

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    kiku72 2024/07/22
    “野田努 ”
  • Black Decelerant | ele-king

    先週末は奇妙で、狂っていて、混乱した2日間だった。トランプ前大統領の暗殺未遂事件、その結末とその報道写真。「青空の下、はためく星条旗が見えるかな? もう夏の気配がしている」──かつて皮肉たっぷりに “ナショナル・アンセム” なる曲を歌ったのはラナ・デル・レイだったが(MVではエイサップ・ロッキーがJFKに扮したのだった)、それを遙かに上回るかのような恐ろしい現実、夏の青空を背景に星条旗、流血と勇ましい拳……。その日ぼくは河村祐介監修の『DUB入門』のために、リントン・クウェシ・ジョンソンの『ベース・カルチャー』を聴きながらUKダブに関する原稿を書いた。ビールを飲みながらJリーグの試合を観て、夜には大久保祐子が書いたライヴ評をポストした。月曜日の早朝にはEURO決勝戦を観た。その日も昼はビールを飲みながらマトゥンビやマッド・プロフェッサーを聴いたり、持っていたつもりのレコードが見つからずがっ

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    kiku72 2024/07/17
    “野田努”
  • interview with salute | ele-king

    レイヴ・リヴァイヴァル、ダンス・ミュージックの復権は止まらない。パンデミックによる自制、あるいは社会的抑制からの開放。サルートのアルバム『True Magic』はこの動きと重なる一枚であり、ひとりの音楽家が正面突破を図り境界を越えようとする試みである。彼のキャリアを簡単になぞると、ナイジェリアから移住した両親のもとにオーストリア・ウィーンで生を受け、18歳でUKのブライトンに移り住み、後に現在の拠点であるマンチェスターに移住。UKに移住した動機は兄やゲームをきっかけとしてダンス・ミュージックと出会い自ら制作をはじめたからという根っからのプロデューサー気質。UKに移ってからは、様々な人たちと出会いつつ、ダンス・ミュージック、クラブ・ミュージックのセンスに磨きをかけていった。いくつかのEPを発表した後に最初に大きく注目されることになったのが2018年~’19年にかけてリリースされたミックステー

    interview with salute | ele-king
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    kiku72 2024/07/13
    “取材:猪股恭哉 通訳:長谷川友美 photo: Lewis Vorn ”
  • interview with Floating Points | ele-king

    まず弦の響きに驚く。やがて極小の電子音が静かに乱入してくる。終盤、両者は混じり合い、高速スピッカートなのかエレクトロニクスなのか判然としない音の粒子が烈しく舞い乱れる。冒頭の“Falaise”が高らかに宣言しているように、弦(と管)がこのアルバムのひとつの個性になっていることは疑いない。ストリングスは4曲目“Requiem for CS70 and Strings”や10曲目“Sea-Watch”でも効果的に活用されており、そういう意味ではフローティング・ポインツによる4年ぶりのこのアルバムは、昨今のモダン・クラシカルの文脈から捉え返すことも可能だろう。 が。やはり、それ以上にわれわれを惹きつけるのは、そのエレクトロニックかつダンサブルな側面だ。2曲目“Last Bloom”のエレクトロ、3曲目“Anasickmodular”や7曲目“Bias”におけるダブステップ~ジャングルの再召喚、そ

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    kiku72 2024/07/10
    “取材:小林拓音+野田努 ”
  • The Stalin | ele-king

    70年代にJamやHEAVENといった雑誌をサポートしていた群雄社という出版社があり(84年に倒産。ニューアカで有名な冬樹社が表なら、こちらが仮に裏とでも思って下さい)、そこで出版部長を務めていたYさんから「ミチロウがテクノに興味を持っていて、彼のスタッフから連絡が行くと思う。電話があったら相談にのってあげてくれ」と言われたことがある。ラフィン・ノーズのYOSU-KOとPONがCOW COWというハウス・ユニットを始めた頃で、パンクからハウスへの変化は必然だったと彼らから聞いていたこともあり、ミチロウがテクノというのもありえない話でもないのかなとは思ったものの、結局、スタッフから電話がかかってくることはなく、次の年にはテクノどころか「遠藤ミチロウがギター一で全国ツアー」みたいな告知文を目にすることとなった。ザがつかないスターリン解散直後のことで、ミチロウが次に何をやろうか迷っていたなかに

    The Stalin | ele-king
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    kiku72 2024/07/09
    “三田格”
  • 『情熱が人の心を動かす』 | ele-king

    Pヴァインのファウンダー、日暮泰文氏が、2024年5月30日(木)75歳にて永眠いたしました。 日暮泰文氏はPヴァインの前身となるブルース・インターアクションズを1975年に設立して以来、ブルースからソウル、ワールド・ミュージック、そしてヒップホップに至るまで、インディー・レーベルとしてのオルタナティヴな観点から様々な音楽をCDやレコード、書物を通じて紹介し、日におけるブラック・ミュージック愛好の歴史を大きく切り拓いてきた開拓者の一人でした。今回、VGAではその軌跡の一部を紹介しつつ、日暮泰文氏が生き抜いた時代と現代の違いについて対談しました。 山崎:これ全部、日暮さんが書いてるんですかね? 水谷:これは日暮さんの字ですね。 山崎:ガリ版で印刷されていてすごいですね。 水谷:便利なものがないと熱くなるんでしょうね。情熱が感じられますね。 山崎:これはいつ頃のものなのでしょうか? 水谷:ブ

    『情熱が人の心を動かす』 | ele-king
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    kiku72 2024/07/08
    “日暮泰文氏が生き抜いた時代と現代の違いについて対談しました。”
  • VINYL GOES AROUND | ele-king

    このサブスク時代、アナログ・レコードにまつわるさまざまな試みを展開し、「レコード・カルチャーの再定義」をコンセプトに活動している「VINYL GOES AROUND」。同プロジェクトが監修と選曲を手がけたコンピレーション『How We Walk on the Moon』がリリースされることになった。テーマは「静かな夜」とのことで、アンビエントやジャズをはじめ、ソウル、ライブラリー・ミュージックなどからメロウで美しい曲が選び抜かれた1枚となっている。仕様もこだわり抜かれていて、「ORIGAMI」なるまったく新しいタイプのオビを使用。CDは発売済み、LPは8月7日発売です。 なお同作の制作のきっかけになったというミックス音源も公開されているので、ぜひそちらもチェックを。 https://anywherestore.p-vine.jp/en/products/plp-7443 VINYL GOE

    VINYL GOES AROUND | ele-king
    kiku72
    kiku72 2024/07/07
    >なお同作の制作のきっかけになったというミックス音源も公開されているので、ぜひそちらもチェックを。
  • Cornelius | ele-king

    これを待っていた。コーネリアスによるアンビエントをフィーチャーした作品集である。昨今は日のロック・ミュージシャンがアンビエントに挑むケースも見受けられるようになったけれど、もともと少なめの音数で特異かつ高度な音響を構築してきたコーネリアスだ。相性が悪かろうはずもなく、凡庸の罠にからめとられることもありえない。 布石はあった。ひとりの音楽家として大きな曲がり角を迎えたあとの、重要な1枚。影と光、そのいずれをも表現した復帰作『夢中夢 -Dream In Dream-』は、全体としては彼のルーツを再確認させるようなギター・サウンドに彩られていたわけだけれど、終盤には穏やかなインストゥルメンタル曲が配置されていたのだった。アルバム・タイトルと関連深い曲名を授けられ、アルバム中もっとも長い尺を与えられた “霧中夢”。それは、ここ10年くらいの欧米のアンビエント/ニューエイジの動きにたいする、コーネ

    Cornelius | ele-king
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    kiku72 2024/07/06
    “小林拓音”
  • Kronos Quartet & Friends Meet Sun Ra | ele-king

    Home > Reviews > Album Reviews > Kronos Quartet & Friends Meet Sun Ra- Outer Spaceways Incorporated 何年か前に、ザ・スリッツのギタリストだったヴィヴ・アルバーティンによるゴシップ満載の自伝が刊行されたが、ぼくにとってはのなかで興味深かったのは、バンドが初のアメリカ・ツアーをした際にアリ・アップとヴィヴがフィラデルフィアのサン・ラーの家を訪ねていったというエピソードだ。読んでいて、思わず「へー」と声を上げてしまった。結局ツアー中で会えなかったとはいえ、彼女たちはマーシャル・アレンの父親のサポートでアーケストラ全員が暮らしていたという伝説の住居(そこではサターン盤のジャケットの制作や梱包などもおこなわれていた)まで行ったわけだ。ここに、ポスト・パンク時代の日ではあまり語られてこなかった事実が

    Kronos Quartet & Friends Meet Sun Ra | ele-king
    kiku72
    kiku72 2024/07/04
    “野田努”