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ブックマーク / ameblo.jp/kyupin (10)

  • 『うつ病治療薬候補ズラノロンの国内における製造販売承認申請について』

    うつ病治療薬候補ズラノロンの国内における製造販売承認申請についてwww.shionogi.com 2024/09/27 うつ病治療薬候補ズラノロンの国内における製造販売承認申請について塩野義製薬株式会社(社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長CEO:手代木 功、以下「塩野義製薬」、または「当社」)は、当社がSage Therapeutics, Inc.(社:米国マサチューセッツ州、CEO:Barry Greene、以下「Sage社」)から日台湾および韓国における独占的開発権・販売権を取得1しているうつ病治療薬候補ズラノロンについて、9 月27 日付で日での製造販売承認申請を行いましたので、お知らせいたします。このたびの製造販売承認申請は、当社が日で実施した第3相検証試験の良好な結果に基づいています2。 第3相検証試験は、中等症から重症のうつ病患者412 名を対象に、ズラノロンの

    『うつ病治療薬候補ズラノロンの国内における製造販売承認申請について』
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    kiku72 2024/10/22
  • 『精神科医が患者さんに対し「薬を中止する」ケースについて』

    最近、外来でタイトルのような場面があったので、今回記事にすることにした。 その患者さんはまだ若く、外国人ながら長く日に住んでいることもあり、日語はネイティブと変わらない。新聞や雑誌は知らないが、少なくとも会話では普通に喋っており、外国人っぽい妙なイントネーションもなく、日人と差がわからないほどである。 その患者さんは、初診時、見事なほど緊張病性興奮状態を呈しており、幻聴や妄想も活発で、路上で唄を歌ったり、叫んだりしている状態で保護されて精神科病院に初診した。 初診時の第一印象は、統合失調症的な幻覚妄想状態であるが、統合失調症っぽくはないと思った。第一印象は、症状こそ統合失調症の急性期と差がないが、統合失調症は否定的なのである。 その根拠だが、端的に言えば、眼が異なる。この場合、単に眼の輝きとか動きを言っているのではなく、曖昧な言葉、プレコックス感の一部を構成するものである。つまり眼が

    『精神科医が患者さんに対し「薬を中止する」ケースについて』
    kiku72
    kiku72 2024/10/14
  • 『本人の嗜好で先発品を希望する際の特別な料金について(2024年10月)』

    2024年10月1日から特別な理由もなく、先発品を希望する場合、後発品との差額の4分の1に当たる料金を別途徴収されるルールに変更されている。これは十分に周知されておらず、急に院外薬局で別料金を請求された時、びっくりする人もいるのではないかと思う。以下、その簡単な説明が記載されている。これはペナルティのごとき料金なので更に消費税も徴収されるようである。 以下は上記内容が記載された厚生労働省のホームページ。 後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養  について後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養に関するページです。関係通知や対象医薬品等、必要な情報を掲載します。www.mhlw.go.jp この差額が生じる条件だが、医師が必要と認める場合は徴収されない。例えばてんかんの患者さんでジェネリックに変更した場合、血中濃度が変化して発作が起こるようなケースである。 てんかんの患

    『本人の嗜好で先発品を希望する際の特別な料金について(2024年10月)』
    kiku72
    kiku72 2024/10/01
    “2024年10月1日から特別な理由もなく、先発品を希望する場合、後発品との差額の4分の1に当たる料金を別途徴収されるルールに変更”
  • 『新型コロナ流行下、世の中には様々な仕事があることに気付く』

    普段、仕事をしたり、旅行に行ったり、普通に生活しているくらいでは、世の中にはさまざまな仕事があり、それらがどのように繋がっているかわからない。 しかし医療に従事しているだけでも、それらのほんの一部だが、それを感じることができる。 ある患者さんはイベント設営?業務をしていたが、新型コロナが流行し始めると、仕事がなくなったらしい。その患者さんはそれ以外の仕事もしていたので、今は以前の業務を再開しているようである。 僕は毎週、整形外科医院に理学療法を受けに通っているが、最初に通い始めたのは新型コロナ以前である。当時、その整形外科医院は車が停められないほど混んでおり、病院から少し離れた第2駐車場まで行っていた。 ところが、新型コロナが流行し始めると、受診患者数が激減したのである。いつも近所の高齢者施設から大型車で数人単位で通院していた患者さんたちを見なくなった。これは劇的な変化と言えた。あれほど混

    『新型コロナ流行下、世の中には様々な仕事があることに気付く』
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    kiku72 2024/07/27
  • 『今の処方は私にとってベストなものなのでしょうか?と言う質問』

    最近、診察時に、タイトルのような質問が出た。よく考えると、このような質問を滅多に受けたことがないことに気付いた。 身体科の場合、例えば癌の治療では、手術をするか、化学療法をするか、ホルモン療法をするか、あるいは放射線治療をするかなど選択肢があり、いくつかは重複することもある。また全く何もしないと言う選択肢もなくはない。 精神科の薬物療法の場合、レセプターに関わる薬の選択が主なので、身体科の高血圧治療に似ている。しかし高血圧治療は血圧を下げるほぼ一方向であるのに比べ、精神科の治療はやや複雑である。統合失調症の処方に限っても、少なくともレセプター遮断一辺倒ではない。昔の抗精神病薬は薬理作用がD2遮断が主体だったため、薬剤性の陰性症状に似た副作用も発生していた歴史がある また高血圧治療の場合、効かない、あるいは効果が乏しいなどの反応はあると思うが、統合失調症うつ病、躁うつ病の場合、薬のためにか

    『今の処方は私にとってベストなものなのでしょうか?と言う質問』
    kiku72
    kiku72 2024/07/13
  • 『ロットネスト島のクオッカの動画』

    西オーストラリア、パースの沖にあるロットネスト島のクオッカの動画をアップロード。ギガの余裕がなくて観られない人は以下の記事を参照。 動画の最後で、カンガルーやワラビーと同じ歩き方をしているのがわかる。クオッカは、尻尾がまるでネズミなので、間違われても仕方がない。 背景には自転車があるが、ここはヒトが住んではならない保護地域である。 おじさんが木の葉を与えているが、手で持ってべているのが可愛いところ。 クオッカに限らないが、オーストラリアの有袋類はヒトを恐れる風が全くない。 人が前を通っているが、この動画は木の葉をべる様子がよくわかる。 このフェリーで、ロットネスト島に向かう。少し観光シーズンから外れていたが、それでもこの観光客の多さ。デッキだけでなく、2階も1階もお客さんがいるのである。 この写真には2つのポイントがある。まず背景の海に伸びた地形は「ワニ」に似ている。手前の黒い大きな岩

    『ロットネスト島のクオッカの動画』
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    kiku72 2024/06/10
  • 『マスクを着ける生活が常態化した影響』

    新型コロナ感染症が5類に移行し、テレビなどのメディアでも報道がかなり減少している。現在、地域にもよると思うが、インフルエンザと新型コロナの定点観測結果は次第に減少しているようである。この定点観測という言葉だが、NHKのサイトによると以下のように記載されている。 新型コロナは一度感染するとしばらく、多分数か月は感染しにくくなるが、時間が経つとまた感染することもある。 日では未だにマスクをして外出している人が少なくない。病院だと、基マスク着用でしか入れないところが大半だと思う。精神科でさえ職員は全員マスク着用で仕事をしている。マスク着用は陶しいが、むしろ歓迎している人もいることを最初に挙げたリンクで紹介している。 しかし、今後、病院内でも普通にマスクなしで仕事ができる時代が来るものかね? 実際、国がそういう風に徹底指導しないとなかなか達成できないと思う。具体的には、病院内でも職員も含めマ

    『マスクを着ける生活が常態化した影響』
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    kiku72 2024/05/11
  • 『精神科医の年齢によるベンゾジアゼピン処方の温度差』

    ベンゾジアゼピンは抗不安薬や睡眠薬として処方されてきた歴史がある。年配の精神科医はベンゾジアゼピンの処方経験の多さと副作用で困った経験が稀なためか、ベンゾジアゼピン処方に対し若い精神科医より抵抗がない。 ここで言う若い精神科医とは40歳代以下くらいであろうか? 近年は不安障害に対し、安易にベンゾジアゼピンは処方しない方針で治療が行われることが多い。ベンゾジアゼピンではなく、SSRIが主流になっているからである。 このブログでは、不安障害に対してベンゾジアゼピンを全面的に否定しないポジションで記載している。僕があまりベンゾジアゼピンを不安障害に使いたくないのは、次第に処方錠数が多くなりかねないという気持ち的な部分が大きい。処方はシンプルな方が良い。また全面的に否定しない別の理由として、日人はSSRIを副作用的に服薬できない人が少なからずいることも関係している。 また、SSRIは服用し続けて

    『精神科医の年齢によるベンゾジアゼピン処方の温度差』
    kiku72
    kiku72 2023/11/14
    “ベンゾジアゼピンではなく、SSRIが主流になっているからである。”
  • 『精神科主治医による患者さんの色の話』

    単科精神病院では、精神科医は土日でない曜日を1日休むスケジュールのことが多い。これは、入職時の契約にもよるが、うちの病院では土曜日も診療するため、交代で土曜日に働いた分、平日に休むというスケジュールになっている。担当医の休日に患者さんが受診すると、やむなく他の医師に診察を受けることになる。過去ログでは、主治医でない場合、病状が悪くても薬を変更し辛いので困るといった記事がある。 そのようなこともあり、自分の患者さん以外の外来患者さんも診る機会は決して少なくはない。 担当患者でない患者さんを診る時に心がけていること。1つは、自分が魅力的な精神科医に見えない対応をすること。決して嫌われなくて良いし、ぞんざいに接さなくても良いが、ビジネスライクに対応する。基、薬は変更しない、程度には気をつけている。その理由は、従来の主治医患者関係を損ないかねないからである。 たまに意図なく、自分への主治医変更を

    『精神科主治医による患者さんの色の話』
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    kiku72 2023/10/09
  • 『コンビニのアルバイトができる人はレベルが高い』

    精神疾患によりアルバイトも向き不向きがある。僕はコンビニのアルバイトができる人はポイントが高いと思う。これは、コンビニでアルバイトができる人は他のアルバイトも広くこなせそうと言う意味である。ここでは、ミスが多く店長に叱られてばかりの人はできるとは言わない。 ある日の診察中、コンビニは色々なことを覚えねばならず、同時にしないといけない業務も多いので大変と言う話が出た。 現代のコンビニはキャッシュカードや交通系パスモなど様々な支払い方法があるし(チャージも含め)、税金の支払いや住民票も取れるようになり、レジ打ちだけできるのでは到底務まらない。 ADHDの患者さんで、コンビニよりもう少し易しそうにみえる居酒屋のアルバイトで、大学生なのにミスがあまりにも多く、店長から高校生やフリーターより遥かに仕事ができないと言われショックを受け、精神科に初診した人がいる。 これは障害に由来するミスの多さと仕事

    『コンビニのアルバイトができる人はレベルが高い』
    kiku72
    kiku72 2022/10/09
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