中学生の頃に穂村弘さんのエッセイを読み、短歌に興味を持ったというシンガーソングライターの吉澤嘉代子さん。 音楽を志すきっかけとなり、一昨年単独公演を叶えた思い出深い日比谷野外大音楽堂や日比谷公園を巡りながら、吉澤さんが作った短歌を穂村さんが講評。 二人の間を流れるふんわりとした雰囲気の中、短歌について、言葉について語ってもらった。
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蒸れない、洗える、UVカット付き夏向け帽子 カジュアル過ぎないデザインだから、大人のおしゃれにもピッタリ。 UVカットもしてくれて日焼け対策にも。 瀧井朝世さん(以下、瀧井) 深緑さんのデビュー作『オーブランの少女』を読んだとき、すごい人が現れたなと衝撃を受けました。『ベルリンは晴れているか』もそうですが、どの作品からも、深緑さんの正義感や視野の広さを感じます。というわけで、今回はクロワッサン誌上ではありますが、女性向けというよりも人間について正面から考えてみたいと思って2冊を選びました。 深緑野分さん(以下、深緑) ありがとうございます。『アイデンティティが人を殺す』。これ、初めて読みました。すごくいい本を取り上げてくださったと思って、うれしくなりました。 瀧井 前半は民族問題などを例にアイデンティティについて。後半はグローバリズムなどについて語っています。むずかしいテーマのようですけど
しばさき・ともか●1973年、大阪府生まれ。2007年『その街の今は』で芸術選奨文部科学大臣新人賞ほか、2010年『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞、2014年『春の庭』で芥川賞を受賞。毎日新聞日曜版に「待ち遠しい」を連載中。 群像劇の名手、柴崎友香さんが選んだ舞台は、巨大団地。新宿に近い立地で、住人は高齢化が進み、豊かな緑の中、周囲の発展から取り残されたような古い都営住宅だ。主人公の千歳は39歳。結婚相手の祖父が療養する間、留守になる一室で新婚生活を始めたばかり。登場人物はなにしろ多い。千歳の家族、近所の人々、仕事場の同僚のほか、ほんの一瞬出てくるだけの人物も丁寧に描かれて。 「今回は、ワンエピソードの人も多いですね。すれ違うだけのような薄いかかわりの積み重ねで、実は人生ってできているんじゃないかなと思うんです。1回しか会わなかった人や店で顔を合わせるだけの人、そういう出会いが何層にも重
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