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ブックマーク / hiko1985.hatenablog.com (11)

  • 最近のこと(2023/7/14~7/20) - 青春ゾンビ

    今年の2月に引っ越しをした。大阪での3回目の住居変更になるのだが、新しい街もとても気に入っている。大阪にしては、緑や坂が多くて、感性が刺激される、気がする。これまでは職場から徒歩10分くらい都市部に住んでいて、家の周りにコンビニが数えきれないほどあり、飲店も充実していて、あれはあれで快適だったのだけども、いわゆる住宅街みたいな場所で暮らすのも落ち着きがあって悪くないなと思う。というわけで、ひさしぶりに家から駅まで歩いたり、電車に揺られたり、ターミナル駅で乗り換えたり、と“通勤”というものを体験している。絶望だ!と思いきや、当にすぐに通勤そのものには慣れたのだけど、単純に自由時間が少なくなったので、ブログを更新する気力が減少していました。先日、ひさしぶりに文章を書いてみたら楽しくて、なんでもいいから書きたくなったので、「最近のこと」を更新してみる。 7月14日 有給休暇を申請していたので

    最近のこと(2023/7/14~7/20) - 青春ゾンビ
    kiku72
    kiku72 2023/07/25
    “大阪にしては、緑や坂が多くて、感性が刺激される、気がする。”
  • 宮﨑駿『君たちはどう生きるか』 - 青春ゾンビ

    宮﨑駿による『不思議の国のアリス』(もしくは宮沢賢治の童話)とでもいうような、イマジネーションの破茶滅茶なまでの躍動。『千と千尋の神隠し』以降の作品に見られた傾向がさらに押し進み、ストーリー・テリングとしては、明らかに混乱している。しかし、それは宮﨑駿の“世界”に対する誠実な態度であるように思う。シンプルで明瞭なストーリーで語り切れるほど、この複雑で暗澹たる現代は生易しくないし、そもそも人間というのはそんなに簡単なものではない。たとえば、この映画における主人公の父親。彼にいい印象を持つ観客は多くないだろう。転校初日に車で学校に乗りつけたり、子どもの喧嘩に介入したりするさまなどは、まさにエーリッヒ・ケストナーが『飛ぶ教室』で書いた大人への批判がそのまま当てはまる。 どうしておとなはじぶんの子どものころをすっかり忘れてしまい、子どもたちにはときに悲しいことたみじなことだってあるということを、あ

    宮﨑駿『君たちはどう生きるか』 - 青春ゾンビ
    kiku72
    kiku72 2023/07/17
    ネタバレ、考察がブームになってて、これはプロモーションが成功したなと、おれはエントリ読んで色々想像をめぐらすだけで楽しいです
  • 最近のこと(2021/09/01~09/07) - 青春ゾンビ

    大阪に来て1年以上があっという間に過ぎていった。大阪という街はとても気に入っていて、このままここに住んでもいいとさえ思っている。しかし、仕事には疲弊していて、どうにも文章が書けない日々が続いている。しかし、書かないとどんどん書けなくなるのが文章。せめて日記くらいは続けていけないものか試してみようと思う。最近は、日記のようなものを好んで読んでいる。大岡昇平『成城だより』だとか三輪亮介『生活記録』とか。やっぱり日記というのは良いのだ。1980年頃に書かれた『成城だより』を読んでいて、そこにちりばめられた固有名詞が煌めいたままであることにはたいへん勇気づけられた。何を読んで、何を観て、何を聴いて、何をべたか・・・そういったものを書き記すだけでもその人の思考のようなものがぼんやりと形作られるということ。やっぱり、しんどくて1回で終了してしまうかもしれないけども、とりあえず9月からの1週間を綴って

    最近のこと(2021/09/01~09/07) - 青春ゾンビ
    kiku72
    kiku72 2021/09/09
  • 最近のこと - 青春ゾンビ

    note.com 「最近のこと」はこっちに書いてますので、よろしくお願いします。はてなブログ、スマートフォンで見るとエントリーのトップに広告が出るの最悪ですね。残念です。

    最近のこと - 青春ゾンビ
    kiku72
    kiku72 2020/05/05
    青春ゾンビが引っ越していた
  • 神戸・京都旅行記 - 青春ゾンビ

    スパイスとサウナの旅にしよう、そう決めていた。スパイス×サウナだなんて、想像しただけで快楽の坩堝に蕩けてしまいそうではないか。土日を入れて三泊四日のささやかな夏休みであるからして、行先は神戸・京都に決定した。わりとすんなりと。関西方面はカレーサウナ文化が関東に比べて何歩も先を行っている印象だ。とは言え、実際のところは、気まぐれなスケジューリングと胃袋の問題で、スパイスらしいスパイスは二しかべていないし、サウナもせいぜい3ヵ所といったくらいなわけだけども、それもまた旅の醍醐味だろう。どう考えても長くなりそうだが、旅の記録を簡単にまとめておきたい。 初日。久しぶりに乗る新幹線ははやかった。それは目的地に早く着くというのはもちろんなのだけども、体感として”速さ”を圧で感じてしまう、そのことに新鮮に驚いた。機内に乗り込む前に、東京駅のグランスタで駅弁を買う。駅弁は旅の始まりであるからして、

    神戸・京都旅行記 - 青春ゾンビ
    kiku72
    kiku72 2017/08/24
  • 小山内美江子『3年B組金八先生』第6シリーズ - 青春ゾンビ

    最高傑作である第5シリーズを前作に持ってしまった運命が故に、どこか霞んだ印象を持っていた第6シリーズですが、再見してその面白さに驚いてしまった。この頃から脚サイドと演出サイドの不和が噂されていましたが、何のその。第5シリーズを経て脂の乗り切った小山内美江子の脚と『半沢直樹』『下町ロケット』の大ヒットで注目を集めている福澤克雄の演出が、あまりにグルーヴィーに絡み合っている。物語のドライブ感では、前作に劣るものの、メッセージの響かせ方を前提とした構成力の妙という点ではこの第6シリーズに軍配を上げたい。凄まじい量のテーマが織り込まれながらも、全く物語が破綻しない「金八」というブランドが持つ耐久力と包容力に感嘆だ。 勿論、首をかしげる展開は多々ある。言及せずにはいられないのが第12回「友情の証」だろう。抗がん剤治療で髪の毛が抜けた幸作を目の前にして、親友である兼末健次郎(風間俊介)が「何か自分

    小山内美江子『3年B組金八先生』第6シリーズ - 青春ゾンビ
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    kiku72 2016/11/01
    第6シリーズは良いんだよー
  • 『happy voice vol.2』山下達郎×空気公団 - 青春ゾンビ

    今はそんな事ないのだろうけど、ある時期までは空気公団というバンドを紹介する際に必ずと言っていいほど「あの山下達郎も絶賛」という文字が躍っていた。「なるほど、そうなのか!」とは思っていたものの、実際の所、達郎さんがどういう風に空気公団を評していたのかは謎のままでした。しーかし、ついに先日、重要な文献を入手する事に成功したのです。2000年(14年前!)に刊行された『happy voice』という雑誌のvol.2でございます。こちらに山下達郎×空気公団の対談が掲載されているのです! 不勉強で『happy voice』というこの雑誌の存在すら知らなかったのですが、なんでも新宿ロフトで開催されている同名イベントの為に発行された雑誌だそうで、ロフトのスタッフとコアグラフィックというデザイン会社が共同で刊行していたようです。編集やデザインの中心はデザイナー兼Spangle call Lilli lin

    『happy voice vol.2』山下達郎×空気公団 - 青春ゾンビ
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    kiku72 2014/10/22
    “ドラムは外せ」という達郎さん凄いです”サンボマスター山口との対談でも「お前のソロで演れば売れる」と言っていた記憶
  • Hi,how are you?『さまぁ〜ぎふと』&原田晃行インタビュー - 青春ゾンビ

    京都が誇るヤングポップデュオHi,how are you?の2ndアルバム『さまぁ〜ぎふと』がリリースされた。前作『?LDK』からわずか半年という短いスパンでのリリースに、「1枚目の出涸らしなのでは?」などと思うなかれ、1stアルバム以上の傑作に仕上がっております!驚きと感謝を込めて称賛したい。Hi,how are you?について、改めて記しておこう。歌とギターの原田、鍵楽器の馬渕から成る現役大学生2人組である。そのシンプルな編成で鳴らされる音色はミニマムでウォーミー。それでいて、オーケストレイションのように空間を鳴らす瞬間がある。この質感は唯一無二だ。ソングライター兼ボーカリストの原田晃行は自分だけのメロディというのを持っている。歌謡曲・アニメソングの持つメロディの快楽性をインディーポップ経由でリプロデュースするのだ。そして、彼のソングライティングにおいて重要なのは、快楽性に基づいた独

    Hi,how are you?『さまぁ〜ぎふと』&原田晃行インタビュー - 青春ゾンビ
    kiku72
    kiku72 2014/08/30
    本人も意識してない押韻を指摘してる深いインタビュー
  • Hi,how are you?『?LDK』&原田晃行インタビュー - 青春ゾンビ

    << 京都の誇るヤングポップデュオHi,how are you?の記念すべきファーストアルバム『?LDK』が曽我部恵一主催のローズレコードよりリリースされた。 ?LDK アーティスト: Hi,how are you?出版社/メーカー: ROSE RECORDS発売日: 2014/02/05メディア: CDこの商品を含むブログ (7件) を見る収録曲は“部屋”というテーマでゆるく括られている。しかし、ジメっとした内省的な所はなく開放的だ。家の中でダラっと旅の事とか女の子の事とか思い出している内に、脳味噌の中であちらこちらへ移動してしまう感じ。ヴィジュアルで言うと『ドラえもん』てんとう虫コミック25巻収録の「ブルートレインは僕の家」の家ごと列車になっちゃうあの感じ。伝わりますでしょうか? 素晴らしいアルバムなのである。インディーポップの感性で歌謡曲を再構築したようなメロディーがいい。ギターと鍵

    Hi,how are you?『?LDK』&原田晃行インタビュー - 青春ゾンビ
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    kiku72 2014/03/04
    “題にもインタビューとありますように、Hi,how are you?のソングライターである原田君と歌詞についてお話をする機会を頂けたのです。原”
  • 森は生きている『森は生きている』 - 青春ゾンビ

    森は生きているというバンドがいる。現役大学生を含む(というか中心人物としてデーンといる)20代のヤングなバンドだ。自らを ある意味何回も死んでる人達なので…(笑) (ototoyインタビューより) と自嘲しながら、亡霊のように過去の音楽に偏執し、自らのバンド名に「死(moriはラテン語で死を意味する)は生きている」なんて意味を想って喜んでいる、そんなナイスな男の子達なのです。8月22日、彼らの1stアルバム『森は生きている』 森は生きている アーティスト: 森は生きている出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード発売日: 2013/08/21メディア: CDこの商品を含むブログ (17件) を見るがリリースされた。彼らのその雑多な音楽性について、深く切り込めれば1番いいのだけども、せいぜい類似アーティストを列挙するのに終わりそうだから止めておく。彼らの公式HPに記載されているプロフィールを覗

    森は生きている『森は生きている』 - 青春ゾンビ
    kiku72
    kiku72 2013/08/27
    バンド名の元ネタになったドラえもんのコマが載ってる
  • cero『My Lost City』 - 青春ゾンビ

    これからのこの国のミュージックシーンを牽引する1枚の誕生だろう。ceroの音楽が大きく開かれた。パーソナルな手触りの1stアルバム『WORLD RECORD』が名盤である事には代わりないが、こいつはちょっと桁違いだ。今作においても彼らの音楽は数多のカルチャーからの引用のパッチワークで成り立っているはずなのだけど、その繋ぎ目を感じさせないシームレス加減は絶妙、というよりもはやその繋ぎ目のよる傷さえも彼らの血肉である。これがceroの音楽だ。楽曲、リリック、演奏、歌唱、録音・・・その全てが成熟し、ポップスとしての強度が格段に向上している。「誰もが心奪われる最高のポップアルバム」と手放しに賞賛して終わりでもいいくらいなのだけど、同時に精緻なコンセプトアルバムでもあるので、ちょっとした想像力を働かせてみたくなる。 シティ・ポップが鳴らすその空虚、 フィクションの在り方を変えてもいいだろ? 「わたし

    cero『My Lost City』 - 青春ゾンビ
    kiku72
    kiku72 2012/10/27
    これは聴きたくなるレビュー
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