生活困窮者に寄り添いながら、一人ひとりの「やりたい」が引き出されていく関係と居場所をつくる〜NPOささしまサポートセンター 厚労省の調査によると、駅や河川敷など、路上で生活する人の数は3,448人(2022年)。 いわゆる「路上生活者」の数こそ年々減りつつありますが、その一方で、定まった住居を持たず、ネットカフェなどを転々する人たちの数はわかっていません。 今週JAMMINがコラボするのは、名古屋で50年以上にわたり生活困窮者の支援を行い、法人設立10周年を迎えるNPO法人「ささしまサポートセンター」。 「『路上生活者は家に入る方がいい。そうあるべきである』ということもないし、支援する・されるという垣根もなく、携わる人たちが自由に関わっているのが特徴です」と話すのは、団体理事の松島周平(まつしま・しゅうへい)さん(38)。 松島さんと事務局の山本茜(やまもと・あかね)さん(40)、石黒好美