エスカレーターで立ち止まらずに歩く人を検知し、立ち止まるよう音声で注意。名古屋市は5日、センサーやAIを活用した実証実験の様子を報道関係者に公開しました。 愛知県名古屋市の地下鉄伏見駅のエスカレーター。立ち止まらずに歩く人がいると大きな警告音とともに立ち止まって利用するようアナウンスが流れます。 「条例違反です。立ち止まってご利用ください。」 名古屋市が1月末からベンチャー企業とともに始めたエスカレーターの安全な利用を促す実証実験。3カ所のセンサーとAI=人工知能を搭載したコンピューターで人の動きを把握し、利用者が歩いたり、片側を空けたりすると音声で注意する仕組みです。 名古屋市は2023年10月、エスカレーターでの事故を防ぐため、立ち止まって利用することを義務付けた条例を施行。今回の実証実験が安全な利用につながるのか効果を見極めたいとしています。
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