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ブックマーク / note.com/142857tatsuta (8)

  • その人の本質|立田 順一

    Yahoo!ニュースで、 「久々に夫婦で出かけた飲店で、50代の夫が店員に横柄な態度をとっている姿を見て、離婚を決意した」 という女性のことが紹介されていた。 ・・・店員にかぎらず、公共交通機関の係員、派遣やパートの社員など、相手が自分より弱い立場の場合に横柄な態度をとる人間というのはいるものだ。 そして、人間の性というものは、こういうところで現れるのである。 この女性にとって、夫の店員に対する態度が離婚を決断する決め手になったのかもしれない。 しかし、決め手はそうだとしても、この態度に象徴されるような夫の人間性に、ずっと辟易していたということが当の理由なのだろう。 ・・・残念ながら、学校にもこういうタイプの人間はいる。ICT支援員や出入りの業者の方に聞いてみれば、 「人としていかがなものか」 「こういう人が子どもを教えていていいのか」 といった「残念な教職員のエピソード」がいろいろ

    その人の本質|立田 順一
    kiku72
    kiku72 2024/10/28
  • 「礼に始まり礼に終わる」(中編)|立田 順一

    前回の記事では、特に小学校の低学年の場合、毎時間の授業開始時に日直の児童が、 「これから、○時間目の授業を始めます」 と唱え、それに続いて全員が 「は〜じ〜め〜ま〜す」 と、唱和するのが一般的だということを書いた。 そして、終了時にはその「終わります」バージョンが繰り返されるのである。 ・・・私自身が現役の小学校教師だったときにはどうだったかというと、初任のころにはこの「礼に始まり礼に終わる」というシステムを採用していたと記憶している。 ただし、 「一人でも姿勢の悪い児童がいたら、日直には号令をかけさせないで何分でも待つ」 というような厳格なものはなく、ある種のルーティンとして行っていたと思う。 特段の信念があるというわけではなく、 「自分が小学生のときにもやっていたような気がするから」 「教育実習で配属されたクラスでもやっていたから」 「今の学校でも隣のクラスでやっているから」 という程

    「礼に始まり礼に終わる」(中編)|立田 順一
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    kiku72 2024/10/25
    “・・・当時は向山氏を中心とする「教育技術の法則化運動(現在のTOSS)」がブームになっていた”
  • 期日前投票|立田 順一

    衆議院選挙の投票日は今月27日(日)である。その日には前から予定が入っているので、 (明日にでも期日前投票に行こうかな) と思い、役所から届いているはずの「投票所入場券」を探した。しかし、これが見当たらない。 家族に訊いても、 「そういえば、今回は見ていない」 と言う。 すでに投票日まで10日を切っている。変だと思ってネットで調べてみると、こんな情報がヒットした。 地元・横浜市の場合、全国最大規模の約170万世帯に入場券を発送する必要があるのだが、その郵送が完了するのは23日(水)になる見通しだということだ。 期日前投票は、公示日の翌日から始まることがルールとなっている。実際、今回も公示翌日の16日(水)から投票自体は始まっているのである。 しかし、衆議院の解散が正式に決まるまでは印刷会社との契約ができないことになっているため、それには間に合わなかったのだ。 一応、入場券が未着の場合でも、

    期日前投票|立田 順一
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    kiku72 2024/10/19
  • 「チリコンカン」は「横浜市民のソウルフード」なのか?|立田 順一

    「ソウルフード」という言葉がある。元々は、米国南部に住むアフリカアメリカ人の間に伝わる料理のことだ。 1860年代の南北戦争の時代に、奴隷として米国に連れてこられたアフリカ人が、支給されたわずかな材や白人の残飯などを利用して作った料理来の「ソウルフード」なのだそうだ。 そこから転じて、最近の日では「郷土料理」や「特定のコミュニティで愛される料理」を指す言葉として用いられることが多い。 北海道の「ジンギスカン」、秋田の「きりたんぽ」、東京の「もんじゃ焼き」などがその代表的なものだろう。 私の地元である横浜の「ソウルフード」は、「崎陽軒のシウマイ」 「サンマー麺」 だと言われることが多い。 しかし、昨日(10月16日)の「THE TIME,(ザ・タイム)」(TBS系テレビ)では、 「横浜市民の『ソウルフード』は『チリコンカン』だ」 と紹介されていた。 ・・・チリコンカンはメキシコ料理

    「チリコンカン」は「横浜市民のソウルフード」なのか?|立田 順一
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    kiku72 2024/10/17
    “横浜ではこれが学校給食の定番メニューになっているからなのだ。”
  • 「社会で許されないことは、学校でも許されない」|立田 順一

    福岡県大川市の市立中学校で、59歳の教諭のあごを蹴ってけい椎捻挫などのけがをさせたとして、中学3年生の男子生徒が傷害の疑いで逮捕された。 大川市の市立中学校で、59歳の教諭のあごを蹴ってけい椎捻挫などのけがをさせたとして、中学3年生の男子生徒が傷害の疑いで逮捕されました。 逮捕されたのは、大川市の市立中学校に通う中学3年生の男子生徒(15歳)です。 警察によりますと6月4日、学校の図書館で59歳の女性教諭のあごをひざで蹴ってけい椎捻挫やあごの打撲などのけがをさせたとして、傷害の疑いが持たれています。 教諭は一時、気を失って大川市の病院に搬送され、通院による治療が必要だということです。 当時は昼休み中で、図書館で騒いでいた複数の生徒に静かにするよう指導しても従わなかったため、教諭が机にファイルをたたきつけたところその勢いで牛乳が生徒にかかり、男子生徒が怒って暴行に及んだということです。 当日

    「社会で許されないことは、学校でも許されない」|立田 順一
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    kiku72 2024/06/21
  • 民主主義とコスパ|立田 順一

    都内のあちこちで、東京都知事選挙のポスター掲示板を見かけるようになった。 掲示板には1〜30までの番号が振られている。過去最多の立候補者があったのは、前回選挙のときの22人だというから、30人分のスペースを用意したのは妥当な判断だったといえるだろう。 しかし、今回の選挙には50人を超える立候補者が予想されるという。一応、掲示板には予備のスペースも含めて48人分のポスターが貼れるようになっている。だが、立候補者が50人を超えるとなれば、それでも足りなくなってしまうのだ。 仮に49人以上の立候補者がいた場合には、都内14230箇所に設置している掲示板に継ぎ足しをする必要が出てくる。そのための工費や作業量は相当なものになるだろう。 この他に関係者が頭を抱えているのが、政見放送のことらしい。 政見放送における候補者1人あたりの持ち時間は5分30秒以内と決められており、それを2回にわたってNHKが放

    民主主義とコスパ|立田 順一
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    kiku72 2024/06/17
    “効率を優先してしまえば、それはもう民主主義とは呼べなくなってしまうのだ。”
  • 「退職者」は「卒業生」|立田 順一

    記事の内容は、次のようなことである。 ・「海外研修」や「教職大学院への派遣」などの「越境学習」を経験した教員が、 「国際交流関連のNPOで働きたい」 「大学院の博士課程に進学して研究者を目指す」 などの理由で早期退職をするケースが少なくない。 ・そうした挑戦を応援してあげたいものの、教育委員会や学校管理職の立場としては「『越境学習』の経験をもっと学校現場で生かしてほしかった」という気持ちもある。 ・・・その後、10名以上の方から、 「あの記事は私のことですね」 と、声をかけられたりコメントをいただいたりした。 多文化共生関連のNPO職員に転職した1名を除くと、いずれも現職の大学教員の方々である。 大学院や教職大学院への派遣後に学校現場へ戻ったものの、その後に博士課程へ進学して大学の研究者になったり、実務家教員として大学に勤務したりしている方たちだ。 これらの方々に共通しているのは、学校現場

    「退職者」は「卒業生」|立田 順一
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    kiku72 2024/06/03
  • 「結論ありき」の文章|立田 順一

    給特法に基づく教職調整額の在り方などについて審議する中教審の特別部会(第12回)が4月19日に開催され、 給特法の教職調整額を「少なくとも10%以上」とする という方向で決着をすることが濃厚になった。 しかし、これは「教師の長時間労働の是正」を抜的に図るための方策にはなり得ず、むしろ「定額働かせ放題」と揶揄される働き方を定着させることになってしまう可能性が高い。 この中教審の審議内容に対しては、批判的な報道も相次いでいる。 ・・・そもそも、今回の特別部会の審議自体が「出来レース」「結論ありき」ではないかという批判も根強い。 そこで今回の記事では、特別部会の資料としてインターネット上でも公開されている「審議のまとめ(素案)」の記述をもとに、そのことについて検証をしてみたい。 給特法に関する審議では、 「国立学校や私立学校の教師には支給されている時間外勤務手当が、なぜ公立学校の教師には支給さ

    「結論ありき」の文章|立田 順一
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    kiku72 2024/05/11
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