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ブックマーク / note.com/minimalism (1)

  • 香山哲『レタイトナイト』 〜テイストとフレーヴァー〜|佐々木典士 Fumio Sasaki

    料理を学んでいると、しばしばテイスト(taste)とフレイヴァー(flavour)の違いについて考えさせられる。 テイストはいわゆる味。舌で感じるもの。 フレイヴァーは味わい、風味。味や香りや感が渾然一体となった感覚。 SNSでバズり、勝手に流れてくるような料理はテイストに寄ったものが多いと感じる。今は簡単に旨味を重ね合わせていくことができる。「……そりゃ確かに美味しいでしょうよ」という組み合わせ。 岩村暢子さんの『残念和にもワケがある』によると、煮物は少しずつべられなくなり、代わりに温野菜の勢力が拡大しているそうだ。素朴で均一的に味付けられたものは避けられて、温野菜を各自がお気に入りのドレッシングをかけてべる。 美味しすぎるドレッシングをかけてサラダをべると、野菜の素材自体が持つ「風味を味わっている」のではなく、「ドレッシングをべている」ような感覚に陥る。野菜はドレッシングを

    香山哲『レタイトナイト』 〜テイストとフレーヴァー〜|佐々木典士 Fumio Sasaki
    kiku72
    kiku72 2024/05/11
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