【利益(2)】 「財産」にも、「無形の財産」と「有形の財産」があります。 「有形の財産」とは、金や家、土地、株、車、宝石などです。 これら目に見え、形があり、触れることができる財産は、 一見しっかりしているもののように見えますが、 使えば減っていくものですし、 水に流されたり、火に焼けたり、盗まれたりして、 いつなくなるかわからないものなのです。 一方「無形の財産」とは、 知識とか信用、人間観や人生観などです。 これらは目に見えない、形のない財産ですから、 一見頼りない、当てにならないもののように思いますが、 いったんこの無形の財産が身についたら 落としたり、盗まれたりすることのないものですから、 簡単に消えたり、なくなったりしません。 失いやすい有形の財産を持っている人より、 一度身についたら離れない無形の財産を持つ人の方が幸せだといえます。 たとえば貯金があっても、使えばどんどん減って
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