生きがいに関するkikuutanのブックマーク (17)

  • 新型コロナ問題を人類が問題にする本当の理由 - 親鸞に学ぶ幸福論

    【生死の一大事(2)】 最近東京の友人と、彼の住むA区(東京23区の一つ)の商店街で二軒はしごしてご飯べたんですが、 一軒目で横で飲んでいるおじさんが 「ついにA区でもコロナ感染者が出たよ。保育士だって」と言うのに、 一同「へえ」「ついにここもか」と話題になりました。 そこで二軒目では今度は私たちが「ついにA区でも~保育士だって」と切り出し、 ここでも店にいた一同驚き、その中で一人「そうそう、オレも聞いた」という人もあり、 またも話題になりました。 ところが翌日テレビで見ると、なんと感染者は隣のB区の保育士であり、 A区ではなかったのです。 「なんだよ」と友人と顔を見合わせて苦笑した次第ですが、 今回のコロナ騒動では、 「お湯を飲むと菌が死ぬ」といった情報のSNS拡散とか、 トイレットペーパーの買い占め騒動とか、 デマ情報に振り回される現代社会の危うさを改めて知らされました。 人間は時間

    新型コロナ問題を人類が問題にする本当の理由 - 親鸞に学ぶ幸福論
  • Googleのムーンショットなどこれと比べると取るに足らない、人生の最大の事業とは何か - 親鸞に学ぶ幸福論

    【後生の一大事(1)】 Googleが不老不死の薬の開発に15億ドルを投じ、 この事業を「ムーンショット」と名付けました。 かつてアメリカが国家の威信をかけて臨んだ月面着陸アポロ計画に匹敵する事業である、 との誇りからの命名です。 この事業には世界中の富豪たちが強い関心を寄せ、 一日も早い完成を熱望する彼らのよる投資、支援が相次いでいます。 「老化しない」劇的な効果のある薬を最初に手にするのは一握りの金持ちからでしょうが、 それもやがて安価になっていき、 多くの人が老化しない体を手に入れる時代が近い将来くるかもしれません。 しかしそれでもやはり問題先送りするだけで、 人類が老いと病と死から解放されたことにはなりません。 昔、結核は不治の病と呼ばれ、1930年代には日の死因として1位に挙げられる恐ろしい病気でしたが、 現在は、結核で亡くなる人はほとんどおらず、代わりに浮上したのが、 ガンや

    Googleのムーンショットなどこれと比べると取るに足らない、人生の最大の事業とは何か - 親鸞に学ぶ幸福論
  • よどみに浮かぶうたかたの如き人の世 - 親鸞に学ぶ幸福論

    【泡沫(1)】 イスラエル人とパレスチナ人が平和条約が結べない最大の障壁は イスラエル人がエルサレムの街を分割したがらないところにあります。 ユダヤ民族の永遠の都であるエルサレムを分割するなど絶対に妥協できない、と彼らは主張します。 聖書には神がこう言ったと記されています。 「これはエルサレムだ。わたしはこれを諸国の民の真中に置き、その回りを国々で取り囲ませた」。 カトリック教会はこの一節を根拠に、エルサレムが永遠の都であり、 エルサレムを中心に世界が回っているとする天動説を標榜し、 その永遠の都が異教徒に奪われたのを奪還するのは神の意志であるとし、 約200年にわたって9回もの十字軍遠征を呼びかけました。 永遠の都を護るためなら、これで神の国に行けるのなら、と人々は喜んで犠牲になっていきました。 しかし「永遠の都」などというフレーズは、 46億年の地球の歴史からいえばナンセンスです。 人

    よどみに浮かぶうたかたの如き人の世 - 親鸞に学ぶ幸福論
  • 仏教を聞くとは、法鏡に近づくということ - 親鸞に学ぶ幸福論

    【法鏡(1)】 仏教を『法鏡』ともいわれます。 仏教を鏡に譬えられたのは、他ならぬお釈迦様ご自身です。 仏教とは仏の説かれた教え、 「仏」とは今から約2600年前インドに現れたお釈迦様のことです。 お釈迦さまが35歳で仏の悟りを開かれ、 80歳でお亡くなりになられるまでの45年間、 仏として説かれた教えが仏教です。 お釈迦様の説かれた教えは今日書き残されおり、「一切経」といいます。 私たちが「お経」と呼ぶものですね。 一口にお経といっても、なにしろ45年間の釈迦の教えですからその数は膨大で、7000冊以上に上ります。 ではお釈迦様はこの45年間どんなことを教えられたのでしょうか。 お釈迦様が亡くなられる直前にお弟子の一人が、 「お釈迦様が説かれた45年間の教えを一言で表すとしたら何とお呼びしたらいいでしょうか」 と尋ねています。 その問いにお釈迦さまは「汝らに法鏡を授けたんだよ」と言われて

    仏教を聞くとは、法鏡に近づくということ - 親鸞に学ぶ幸福論
  • 自因自果の視点を持って、私が世の中を変えると覚悟する - 親鸞に学ぶ幸福論

    【自因自果(1)】 段取りが悪い上司に一人の部下がイライラし、かげで不平を言っています。 もう一人の部下は上司仕事を進めやすいよう、サポートすることに努めています。 当然、出世するのは後者です。 部下の意見を聞いてくれないワンマン上司がいます。 その下で働く部下にも二通りあり、一つはやる気をなくし、いやいや順うタイプ、 もう一つは自分の意見をとりあげてもらえるよう、どう働きかけたらよいか、考えるタイプ。 これも当然、頭角を現すのは後者です。 オレが苦しむのは上司のせいだ、 上司が考えを改めない限りオレの運命は変わらない、と思えば、 出てくるのは怒りや不平、うらみばかりになって、 その思いは上司にも伝わりますから、関係はどんどん険悪になっていくでしょう。 夫婦関係でも同じです。 なんで直してくれないのか、と奥さんが怒りのあまり「言ったよね!?」と目くじら立てると、 夫も、しまった、とは思い

    自因自果の視点を持って、私が世の中を変えると覚悟する - 親鸞に学ぶ幸福論
  • 見方を変えると問題点が美点になる - 親鸞に学ぶ幸福論

    【一水四見(1)】 「人の顔色を気にせず行動できる強い人間になりたい」 これは多くの人の望みです。 こんなことをしたら人はどう思うだろう、気分を害すのではないか、嫌われたらどうしようと 私たちはいつも人目を気にして悩んでいるので、 「人は人、オレはオレ」で信念を貫き通せたらどんなにいいだろう、とあこがれます。 しかし考えてみてください。 もしあなたがそういう人だったとしたら、あなたと接した相手はどう思うでしょう。 信念のある頼もしい人だ、と思ってくれる人ばかりではないと思います。 この人は平気で人の嫌がることを言う失礼な人だ、空気の読めない人だ、 とレッテルを貼られるかもしれません。 そうなれば自分の周りからだんだん人がいなくなり、 そこでまた困ることが出てくることになります。 そういう意味では人の顔色が気になる人というのは、 持ち前の鋭敏なセンサーで相手の気持ちを察知し、 人間関係を損な

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  • 『心は蛇蠍のごとくなり』と告白された親鸞聖人 | 生きる意味が分かる親鸞の教え

  • 人生の目的と人生の目標、生きがいとの違いとは - 親鸞に学ぶ幸福論

    人生の目的(3)】 前回と前々回のメルマガで、 人間が生きるには希望が必要であり、 その明かりを失うと生きていけない存在でもあることを、 種々の例を引いてお話ししてまいりました。 さてそのことを踏まえた上で、ここで考えていただきたいことがあります。 それはこういった「生きる明かり」「生きる希望」「生きがい」は、 「人生の目的」(人間に生まれてきた目的)と言っていいのかどうか、ということです。 江戸時代の農民は正月や村祭りの「ハレ」の日を明かりに「ケ」の地道な日常を過ごしましたが、 彼らがそうしてがんばって生きていった目的はどこにあったのでしょう。 私たちはGWの10連休の旅行や夏休みのコンサートを楽しみに目の前の仕事を乗り切りますが、 そのように働いて収入を得て生活しているのは、そもそも何のためなのでしょう。 晩酌しながら「これが楽しみで生きているようなものですわ」と言う人は、 晩酌を生

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  • 何をしてもつまらない人と充実している人との違いはどこにあるか - 親鸞に学ぶ幸福論

    人生の目的(1)】 ニーチェは『道徳の系譜』に、 生きる意味がはっきりすれば「人間は苦悩を求め、欲しさえする」と書いています。 “人間は苦しみには強い、しかし意味のないことには耐えられない存在だ” とニーチェは言うのです。 もしあなたが中東のどこかの国の捕虜となり、 砂漠の炎天下、建築現場でスコップを渡され、 ひたすら土を掘る重労働を命じられたらどうでしょう。 それは誰だって、暑いし、砂は舞うし、疲れるしで、嫌で嫌でしょうがないでしょう。 しかし同じように砂漠を掘り進む重労働でも、 あなたが大発見した遺跡の発掘で、 次々と考古学の歴史を塗り替える土器や貴金属が見つかっているとなればどうか。 汗も筋肉痛もどこへやら、一掘り一掘りにわくわくし、 疲労も充実に変わります。 その重労働に意味があるからです。 どんなに重労働でもその行動に意味があれば、 私たちはその苦労も喜びにすることもできます。

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  • 交渉を成功させるためにまず知っておくべきこととは - 親鸞に学ぶ幸福論

    【業界(1)】 私たちは自分の思いを理解してくれない人を 鈍くて、頑固で、思いこみの激しい人、と決めつけてしまいがちです。 しかし必ずしもそうとは限りません。 むしろそう決めつけてしまっている人の方が、 頑固で思いこみの激しい、というケースは少なくありません。 自分の思いを理解してくれない人がおかしいのではない、 理解してもらえないのがむしろ普通の状態なのです。 あなたがどれほど固く心から憂慮し、深刻に問題視している事柄でも、 相手には「それがどうした」としか思えないことはよくあることです。 それどころかそもそも相手にとっては、 その事柄自体存在しないということだってあるのです。 よって相手と交渉する時、説得する際、 まず念頭に置かねばならないのは、 自分の考え、思い、認識が相手の目には入っていない、という現実です。 あなたにはこれほどはっきり見えていることであっても、 相手には全く見えて

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  • 人生の〆切りを自覚する - 親鸞に学ぶ幸福論

    【無常(1)】 京大教授の佐藤卓己氏は、卒論を書く学生に対して、 毎年、次のような言葉を語りかけるそうです。 「あと数ヵ月で〆切があることの幸せを君たちはかみしめることになる。 もし〆切がなかったら、 こんなに一生懸命に調べなかったし、 これほど執筆に熱中できなかった、と。 卒論の最大の収穫は〆切がある幸せを体験することです」 仕事でも〆切りはあります。 「今月一杯」なら、ではそのためにどんな段取りを組むか、 計画性を持って事に臨みます。 社会で仕事に携わる以上、与えられた業務の期限を念頭に置いて、 残業したり、人手を増やしたり、あの手この手と考えます。 〆切がなければ、だらだらと気の抜けた日々になるでしょう。 料理も、材に賞味期限があるからこそ発達したといえます。 すぐ腐ってしまう生肉や野菜や果実をどう保存するか、その人間の工夫努力が 肉の燻製、魚の干物、酢を使ったピクルスや押し寿司、

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  • 楽の元は苦であり、苦の元は楽である - 親鸞に学ぶ幸福論

    【逆境(1)】 みな「楽をしたい」と望みます。 ではそのために大事な心得は何かといえば、 「苦をいとわない」ことです。 苦しみたくなかったら、安易に楽な道を選ばないことです。 楽をしたかったら、苦を避けないことです。 逆説的な主張ですが、これが事実です。 『楽の元は苦』であり、『苦の元は楽』なのです。 真空管といえばフィリップス社といわれた1950~60年代、 真空管事業でフィリップ社に全く勝ち目がないソニーは、 未経験のデジタル電気商品に挑戦せざるを得ませんでした それから20年も経たないうちにフィリップス社とソニーの立場は逆転しました。 1980年代になると、フィリップス社は不採算事業の赤字に苦しむようになり、 生き残りを賭けて、ヘルスケア事業に集中するという方針の大転換をしました。 その結果今日では、世界の主要電器メーカーの中で最も利益率が高い企業になっています。 経営難が成功の元と

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  • 何事も最初が最も大変で、ここを乗り切れるかどうかが大事 - 親鸞に学ぶ幸福論

    【精進(1)】 メルマガ・ブログに仏教の内容を毎日のように配信していると、 時々周りから「よく続けられるね」と言われます。 私にとってはメルマガを続けること自体は、 もう習慣の一部になっていることなので、 歯磨きや鉢の水やりと同様、とまで言っては言いすぎかもしれませんが、 別に大変なことでもありません。 苦労に応じた結果が返ってくることもわかっていますので、 「こんなことをしていていいのだろうか」という迷いもなく、 労力は惜しむことなく、取り組める事です。 新しい何かを手がけることの方がずっと億劫です。 新しいことに挑戦して失敗するリスクよりも、 挑戦しないままでいるリスクの方が大きいのはわかりますし、 これはやったらいい、やるべきだろう、ということもいろいろあるのですが、 やりかかると時間がかかって仕方ないですし、 当に結果が出るか未知数ですし、 二の足を踏んでしまう心があります。 長

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  • 悩み相談はAIに訊け - 親鸞に学ぶ幸福論

    【布施(1)】 昨年あるAI(人工知能)が 経済、医療、社会など日のあらゆるデータ30年分と、 15000人の生活を10年以上に渡って分析した追跡データを基に、 日の未来予想をしたところ、その結果は衝撃的なものでした。 高齢化率が35%以上。出生率は2.0未満。 ガン死亡者数は今と比較して23%増。国民医療費は7.6兆円増加。 さらに85歳以上でも働き続ける人は54%増、 さらに自殺者と餓死者も増えるという暗澹たるものでした。 「ではどうしたらいいか」AIに分析させてみると、 自殺者数・生活保護費・出生率など日の社会問題がことごとく悪化するその大きな要因として AIが挙げたのが「40代ひとり暮らし」だったのです。 さらにその解決法として「家賃を下げれば40代ひとり暮らしが激減する」と導き出したのです。 次にAIに「いくら家賃を下げたら、ひとり暮らしの40代が減るのか」訊いたところ、

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  • ピンピンコロリがいいという高齢者と若者の自殺 - 親鸞に学ぶ幸福論

    【人身受け難し(1)】 平成の30年間における自殺者推移は、 バブル崩壊で会社の倒産、リストラが相次いだ一時期と比べると、やや減少傾向にあります。 しかしこと青少年の自殺者に限ってデータを取れば、年々右肩上がりです。 今日の日の死因のトップ3は、悪性腫瘍(がん)と心疾患と脳疾患ですが、 10代、20代、30代に限って言えば、死因のトップは自殺です。 40代になるとトップこそ悪性腫瘍(がん)ですが、2位は自殺です。 青少年の自殺は日の抱える大きな社会問題なのです。 若者の自殺ほど悲惨なものはありません。 「これからだというのにどうして...」と周りの人を苦悶の底にたたき落とします。 知人が「子供が親より先に死んではダメだよ」と言っていました。 子供を亡くして親が喪主となる葬儀に参列し、強く思ったそうです。 親族の悲しみ、とりわけ親のそれは痛々しいほどで、 その場に居るのもいたたまれなくな

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  • 意業(心のカルマ)の影響力の恐ろしさに身震いする | 生きる意味が分かる親鸞の教え

  • 生きがいを持つことと仏教の関係 - 親鸞に学ぶ幸福論

    人生の目的(2)】 「人生の目的は何か?」と聞くと、 プロ野球選手とか、ノーベル賞とか、温かい家庭を築く といった各人各様の答えが返ってきますが、 それはその人の「生きがい」であって、「人生の目的」ではありません。 「人生の目的」と「生きがい」とを混同しているから、 それで答えたつもりになってしまうのでしょう。 「人生の目的」と「生きがい」は、全く違います。 「人生の目的」とは、“人間に生まれてきた目的”“生きる目的”です。 「生きがい」は、“生きる明かり”“生きる支え”です。 その違いが曖昧模糊としている人は多いので、 仏教ではここを丁寧に説かれています。 まず「生きがい」ですが、 生きがいがなければ、人は生きてはいけません。 人間、生き抜くにはどうしても生きる明かり、生きる支えが必要です。 待ち受け画面を奥さんと子供の写真にしている友人が多いですが、 「子のためにも頑張らなきゃ」と

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