【精進(1)】 苦しみがドーンと人生に重くのしかかった時、 「なんで私ばっかりがこんな目に」と、 まるで自分が不幸の主人公のように思いがちですが、 決して「私」という存在は、苦しみにただズタズタにされる存在ではありません。 この苦しみにどうやって対処していくかが大事であり、また対処できるのです。 理不尽な苦しみを前に何も私はできないかといえば、そうではありません。 避ける方法は多々あるし、かわす方法、軽くする方法もあり、 私がコントロールできる部分がある、ということを知るのが大事です。 ついつい酷いことがやってくると、 「こんなの無理だよ」「こんなのもう死ぬしかないよ」と投げやりにもなるのですが、 対処する方法は必ずあります。 その事実がわからず、つい私たちは苦しみから逃げてしまいます。 見ないようにする、聞かないようにする、苦しみから逃げ回る、 ところがそうすると、かえって苦しみはどこま
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