【菩薩(1)】 寺院などに安置されている観音菩薩の像、 あるいは道ばたの石の地蔵菩薩の像などを、 「仏さま」「仏像」と呼ぶ人も多いので、 「菩薩」も「仏」の一種なのだろうと思っている人が多いようですが、 これは誤解です。 菩薩と仏は違います。 今日は「菩薩」の正しい意味について知っていただければと思います。 京都や奈良の各寺院を回ると、菩薩といっても、 観音菩薩、勢至菩薩、弥勒菩薩、地蔵菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩など、 いろいろな名前の菩薩があることがわかります。 それぞれどんな菩薩なんだろうと関心を持つ人もありますが、 総じて、今日の日本人が「菩薩」と聞くと、 寒い冬でも黙然と路傍にたたずむ石像を思い出すのか、 腹も立てなければ、牛乳も飲まない、おだやかで、優しい方 というイメージを持たれる方が多いようです。 しかし決してそんな高潔な人格者だけを 「菩薩」と呼ぶのではありません。 本来「菩
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