親鸞聖人と仏教に関するkikuutanのブックマーク (13)

  • 号外:近況を語ります - 親鸞に学ぶ幸福論

    いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。 励ましや感想のメッセージ、いつも感謝しております。 すみません、今日はちょっと近況を語らせていただきますね。 どうしたら仏教の教え、親鸞聖人の説かれたことを少しでも届けることはできるか、と こうしてブログを続けてまいりましたが、 みなさんからいただく質問をも多くなってきて、 ていねいにお答えできないのが心苦しいのに加え、 自分の年齢を考えても50歳を過ぎ、時間も限られているように感じるようになり、 いろいろ考えた結果、よく受ける質問を動画でお答えしようと思うにいたりました。 そこで4年前に続き、第二の山ごもりに入りました。 (山ごもりといっても、自宅にこもるという意味ですが) ある程度基礎を学ばれた上でのご質問は別途、お答えする場を設けたいと思いますが、 まずは初めて仏教に触れる方でも分かっていただけそうな動画は 『YouTube仏教に

    号外:近況を語ります - 親鸞に学ぶ幸福論
  • 将来の進路を早く決めてしまうことの危うさを思う - 親鸞に学ぶ幸福論

    人生の目的(2)】 「将来何を目指すの?」との問いに 中学生、高校生ではっきり返答する子があれば しっかりしてると感心されます。 大学生だとその返答に加えて、 「そのために今これをしています」と語れば、 有望だと評価されます。 一方「いえ、まだわからないんです」「考え中です」と答えると、 自立できていない、たよりない人と思われます。 そんな世の風潮にあおられ 早く将来の夢を持って、そのために今から走り出さなきゃ格好悪い、 と焦る人も多くあります。 ところが果たして将来の進路を早く決めるのがよいことなのか、 ちょっと考えさせられたメッセージがありますので、ご紹介します。 1987年にノーベル生理学・医学賞を受賞した利根川進教授は、 学生に「研究をするな」とよく言うそうです。 ちなみにたいていの教授は「早く研究テーマを決めて研究を始めなさい」と学生を急かします。 なぜ利根川教授は学生が早く研

    将来の進路を早く決めてしまうことの危うさを思う - 親鸞に学ぶ幸福論
  • 正義はときに無神経で残酷な事態を引き起こす - 親鸞に学ぶ幸福論

    【正邪(1)】 日最初の憲法『十七条憲法』には、 聖徳太子が国の柱にしようとした仏教の精神が息づいています。 『我、必ず聖にあらず。彼、必ず愚にあらず。ともにこれ凡夫のみ』 “私が必ずしも正しいとはいえない。彼が必ず間違っているともいえない。ともに間違いだらけの人間のやることだから” この一節は人間関係において大事な心得でありますし、 中でも権力を持つ政治家は肝に銘じなければならない言葉です。 自分が「正」「聖」と思い込むと、 反対意見を言う者は、絶対許せない「邪」「愚」と映ります。 権力を持つ者なら、その「邪」や「愚」は排除しようとかかります。 しかもその排除する自己の行為を正義だと思い込んでいるので、 相手の意や人権などお構いなし、で問答無用の処置となります。 一例を挙げます。 中世ヨーロッパ最大の汚点とされるのが、通称「魔女狩り」といわれる「異端裁判」です。 魔女の嫌疑を受けた女性

    正義はときに無神経で残酷な事態を引き起こす - 親鸞に学ぶ幸福論
  • 心と口・身体の関係は川の上流と下流 - 親鸞に学ぶ幸福論

    【意業(3)】 前回、前々回と仏教は心を重視するという話を続けています。 今日はその3回目です。 「心で何を思っていようが、自制して口が体に表さなければいいじゃないか」 という意見もあります。 確かに心で考えていることは言葉や行動に移さなければ 誰にも知られることはありませんし、 迷惑もかけることもないのだから、 そんなに問題視しなくていいと思いがちです。 しかし問題は「思っていることを口にしなければ、行動に移さなければ」という条件が付き、 これがなかなかできないのです。 心で何を思っているか、その人の言動にどうしても現れてしまうのです。 「目は口ほどに物を言う」とのことわざもあるように、特に目はその人の心が表れます。 窓が開いていて他人の家の中の様子が見えてしまうことがありますが、 まさに「目は心の窓」で、目を見るとその人の心の中が見えてしまうことがあります。 今気分を害したな、とか、苦

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  • アウシュビッツで人間が見せた精神力に感服 - 親鸞に学ぶ幸福論

    人生の目的(2)】 人間は生きる明かり、希望をなくしては生きてはいかないことを 前回のメルマガでは、さまざまな例を引いてお話ししました。 今回は、明かりや希望など許されぬ極限状態であってもそれは同じであることをお話しします。 ナチスのアウシュビッツ収容所でも明りを見つけて懸命に生きる姿が 心理学者のフランクルがアウシュビッツ収容所での体験記を記した『夜と霧』に書かれています。 それは以前ブログでも紹介しました。 http://kikuutan.hatenablog.com/entry/010712ausyu このエピソードは、人間がいかに『希望』を生きる力としているかを示しています。 では終わりの見えない収容所で、フランクル自身はどうして生き残ることができたのか、 彼の明かりは何だったのか、これが実に興味深いものでした。 それは彼自身が「トリックを弄した」と書いているように、 想像力とい

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  • 井上靖が感嘆した親鸞聖人の観無量寿経註 - 親鸞に学ぶ幸福論

    【教行信証(1)】 お釈迦さまの説かれたことがお弟子の手によって書き残されたのがお経です。 その一切を「一切経」といい、その数は七千余巻に上る膨大なものです。 その七千巻の中でも、親鸞聖人が特に重視されたお経が 「大無量寿経」「観無量寿経」「阿弥陀経」の三つであり、 これを「浄土三部経」といいます。 親鸞聖人は浄土三部経を何度も読み込まれ、 そこで説かれているお釈迦様の真意を私たちでも受け取れるよう、 わかりやすく書き著わされました。 それが聖人の主著『教行信証』全六巻です。 『教行信証』をどのページでもいいですが、 開いてまず目に引くのは、膨大な経典や注釈書からの引用です。 親鸞聖人はご自身のなされた解釈の後に、 それを裏づける経典、またインド・中国・日の高僧方の著作を 縦横無尽に引用され、根拠として示しておられます。 親鸞聖人が教行信証を著されるに当たって、 どれだけ膨大な経典や注釈

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  • 道俗を差別しない教えが仏教だと説かれた親鸞聖人 - 親鸞に学ぶ幸福論

    【道俗(1)】 「道俗」という言葉があります。 「道」とは僧侶のことで、出家の人、ともいいます。 家庭を持たず、肉もべず、仏教の戒律を守り、仏道修行に打ち込む人のことです。 「俗」とは俗人のことで、在家の人、ともいいます。 家庭を持ち、肉もべる一般の生活を送る人です。 その昔、天台や真言の僧徒たちは、 「道」と「俗」の違いは厳密に定義し、その違いが強調しました。 天台宗の比叡山や真言宗の高野山などが長らく女人禁制で猟漁りが禁じられていたのは 戒律を守る僧侶、いわゆる「道」が、修行し、生活する山であったからです。 そこは俗人が足を踏み入れてはならないところでした。 俗人が修行の山に入る時には、 出家得度の式で髪を剃り、 世俗の名前を捨て、僧侶とならねばなりませんでした。 そうして仏の道に入った僧侶でも、 もし戒律を破り、俗人のふるまいをしたら、 修行の山からは破門され、 「破戒僧」「堕落

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  • ピンピンコロリがいいという高齢者と若者の自殺 - 親鸞に学ぶ幸福論

    【人身受け難し(1)】 平成の30年間における自殺者推移は、 バブル崩壊で会社の倒産、リストラが相次いだ一時期と比べると、やや減少傾向にあります。 しかしこと青少年の自殺者に限ってデータを取れば、年々右肩上がりです。 今日の日の死因のトップ3は、悪性腫瘍(がん)と心疾患と脳疾患ですが、 10代、20代、30代に限って言えば、死因のトップは自殺です。 40代になるとトップこそ悪性腫瘍(がん)ですが、2位は自殺です。 青少年の自殺は日の抱える大きな社会問題なのです。 若者の自殺ほど悲惨なものはありません。 「これからだというのにどうして...」と周りの人を苦悶の底にたたき落とします。 知人が「子供が親より先に死んではダメだよ」と言っていました。 子供を亡くして親が喪主となる葬儀に参列し、強く思ったそうです。 親族の悲しみ、とりわけ親のそれは痛々しいほどで、 その場に居るのもいたたまれなくな

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  • 為政者(権力者)の力を借りて仏法を広めようとするな、といわれた親鸞聖人 - 親鸞に学ぶ幸福論

    【為政者(1)】 米中覇権争いが宇宙、貿易、通信、資源、海洋等で勃発しています。 アメリカには、あの自国優先主義、力による横暴、 トランプ大統領自身に垣間見える人種差別意識など 好きになれない点が多々ありますが、 それ以上に今の中国に警戒してしまうのは、 反対意見を許さぬ、あの政治体制と、人権を軽視した思想です。 習近平主席や共産党を批判したり、茶化したりするのを一切許さず、 SNSでそういう発言をしようものならすぐに削除され、 発言した者は目をつけられ、拘束、逮捕され、死刑もあり得ます。 しかもそういう都合の悪いニュースはまったく報道されないあの陰湿さは、 世界の次世代リーダーにするにはまったくふさわしくないものです。 トランプ大統領はスキャンダルを暴かれ、マスコミに叩かれ、 安倍首相も疑惑をマスコミや野党に追及されますが、 ああいうことが言えなくなれば、民主主義は崩壊です。 こんな火急

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  • 学べば学ぶほどもっと学びたくなる - 親鸞に学ぶ幸福論

    【法施(1)】 あるテレビ番組で、ピアニストの兒玉桃さんが、 音楽家ドビュッシーを評して 「何百回弾いても新しい発見がある作曲家」 と絶賛していたのが、心に残りました。 私は残念ながらクラシックの素養がないので ドビュッシーのすごさはよくわからないのですが、 兒玉さんの「何百回弾いても新しい発見がある」といわれる気持ちには共感できます。 人より飽きっぽいタイプであることを自覚している私は 同じを何度も読んだり、同じ話を何度も聞いたりするのが苦痛ですし、 何かをじっくり読んだり、観たりするのも苦手です。 ところがそんな私も 「なぜ生きる」「歎異鈔をひらく」「親鸞聖人の花びら」など 生涯の師と仰ぐ高森顕徹先生のご著書は 襟を正して何度でも読み返しています。 そしてその都度、 「わかっていなかった」「何を読んでいたんだろう」 と知らされることがあります。 先日仏教講座に来られた方に私が 親鸞聖

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