三重県は中部か近畿か-。明治(東京)のスナック菓子「カール」が8月生産分を最後に東日本で販売中止になる余波で、三重県の「帰属問題」が再燃している。販売中止となる中部地方に分類されて嘆く県民の間では、県内で展開する関西系スーパーでの販売を期待する声も。「カール・ショック」という思わぬ形で、三重のあいまいな「立ち位置」に再び注目が集まっている。 販売中止が発表された後の今月上旬、津市のスーパー「マルヤス 山手通り店」では棚からカールが消えていた。店長の柴田真利さん(43)は「中年男性に人気で、品薄が続いている」と話す。 明治によると、1968年発売のカールは近年、売り上げが低迷。経営効率化のため、生産拠点を四国の松山工場(松山市)に限定し、東日本でカールの販売をやめる方針を決めた。 「和歌山県に本社があるのだから、隣の三重県でもカールを売って」 スーパー「オークワ」(和歌山市)本社には
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