システムインテグレータ最大手NTTデータを率いる山下社長は若い頃、汎用コンピュータ用のデータベース開発に取り組み、プログラムを自ら作っていた。その経験から山下氏は「人生のどこかで手を動かしてプログラムを作る仕事を経験した方が絶対に面白い。20代あるいは30代の前半くらいまでに真水の仕事をどれだけやったか、それがその後の人生の豊かさにつながる」と同社幹部としては異例の発言をする。(聞き手は谷島 宣之=日経コンピュータ編集長、写真は小久保松直) 2009年度、100億円近い投資を計画していると聞く。狙いは何か。 100億円のうち、40億円くらいかけようと考えているのが、「倍速開発」という案件です。これが一番大きい投資になります。我が社としてぜひともやらないといけないのは、お客様のお気の召すまま、ご希望のオーダーメード・システムを、パッケージ・ソフトを使った場合と同じスピードで作って差し上げる、
レジェンダ・コーポレーションの調査によると、2010年4月入社を目指す就職活動中の大学生と大学院生の志望業界ランキングにおいて、「ソフトウェア・情報処理」は全国6位に位置している(*)。トップ5はマスコミ、食品、銀行、専門商社、機械・電子だ。 学生にとって、IT業界はかつてのように魅力ある業界といえるだろうか。決して「不人気業界」ではないようだが、そもそも「IT業界の仕事」が学生には見えにくいため、イメージしづらいというのが正直なところではないだろうか。 @IT自分戦略研究所は本日より「IT業界就職ラボ」を設立し、学生記者とともにIT企業へと潜入して、その実態を探っていこうと思う。IT業界への就職を考えている学生にとって参考となれば幸いである。 本連載「IT企業 新卒採用の裏側」では文字どおり、IT企業の新卒採用にかかわるキーパーソンへのインタビューを掲載する。第1回は日本ヒューレット・パ
(※)この記事は前編の続きです。前編:日本のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く ――インターネットの可能性は上から下まで開かれているところにあると思います。梅田さんの著書を読んでいると、例えば、最新刊「シリコンバレーから将棋を観る」の前書きにも、将棋を愛する人物の例として、医者や会社社長など肩書きのある“ハイソ”な人ばかり出てきて、「頭のいい人はすばらしい、頭のいい人は分かっているよね」とおっしゃっている印象を持ちます。 そういう言われ方をすれば、もうみんなそう思っていると思うけど、僕はそういう人間だよ。ハイブロウなものが好きですよ。それはしょうがないじゃない。 それは否定しないよ。僕はそういう人間だからね。でもね、本当はできる人が「できない」と言う文化は嫌いですね。本当はできる人が「自分はダメである」といってみんなと仲良くせざるを得ない日本の社会というのは嫌いですよ。 高校生でも中学生
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