川原礫 お疲れ様でした! 島﨑信長 ありがとうございました! ──ここまでの放送を終えて心境はいかがですか? 川原 2クールって始まる前は長いと思っていたんですけれど、終わってみると、あっという間ですね。 島﨑 本当に。楽しい時間はあっという間に終わっちゃうんですね。 川原 ユージオに関しては、(お別れへの)カウントダウン的な感覚もあったというか。特に後半は、「ああ、あの話が来てしまう……」って。ずっとそんなことを考えていました。 島﨑 先生もそうなんですか? 僕もそのことを意識はしていたのですが、たぶん、僕以上に(キリト役の)松岡(禎丞)のほうが意識していたと思います。僕は、ユージオを演じていたからか、アフレコが進むとともに、だんだんと(運命を)受け入れる体勢に入っていて。「僕は旅立つよ」というふうに気持ちが固まっていったんです。でも、松岡のほうは、それがまったく受け入れられないままで(