『バクマン。』(小畑 健:著、大場つぐみ:原著/集英社)に『まんが道』(藤子不二雄A/中央公論新社)、『アシさん』(タアモ/小学館)といったマンガ家マンガは溢れかえっているが、ラノベ作家の日常はいまだに謎に包まれている。しかし、ついにラノベ作家の日常を暴く作品が6月24日に発売された。それが、マンガ家である作者がラノベ作家の夫・ひー氏との生活を描いた『「マンガ家」嫁さんと「ラノベ家」夫くん』(ゆづか正成/PHP研究所)だ。 ラノベ作家と聞くと、なんだか家に引きこもってもくもくと執筆しているイメージがあるかもしれない。でも、実はサラリーマンや他の仕事と兼業しながらラノベを書いている人が多いそう。ひー氏も、専門学校のラノベ学科に個人指導に行っているし、他にもライターやアニメ、ゲームの脚本やノベライズといった実際に文章を書くものから新人賞の応募作品を読む下読みをしている人までいろいろ。それに、作