Rye は Rust 製の Python パッケージマネージャです。まだ「実験的」なステータスなので全ての方にお勧めできる段階ではないかもしれないですが、十分に実用的で安定していると思います。Pipenv や Poetry との違いは、パッケージ管理だけでなく、Python バージョンの管理までやってくれるところが特徴で、Pipenv/Poetry + pyenv が1つのツールにまとまっているイメージです。 さて、今回は Rye を Docker コンテナで使う時のポイントをまとめてみました。Rye は2023年11月現在でまだ Docker での使い方についてのドキュメントがまとまっていません。1 記事の内容は GitHub のディスカッションの内容をもとに作成しています。 2024-05-24 更新:URL が rye-up.com から rye.astral.sh に変わったみたい