IT企業の経営に関わりながら執筆活動を続け、2015年三島由紀夫賞を受賞した上田岳弘氏と、Apple(アップル)を辞めてIoTスタートアップにチャレンジする梶原健司氏。テクノロジーへの造詣を未来づくりにどう活かすのか。それぞれ違う手段を通して世の中に変革を起こそうとする従兄弟同志の2人によるトークイベントが開催されました。このパートでは、上田氏の経歴や、ベンチャー役員と小説家を兼業する理由などについて語られました。 小説家とIT起業家、従兄弟同士の2人が語る 梶原健司氏(以下、梶原):皆さん今日は、お越しいただきましてありがとうございます。この師走の本当に忙しい時期に、従兄弟のこんなグダグダな催しというかですね(笑)。 上田岳弘氏(以下、上田):そうですね。 梶原:今日は2年振りくらい? 上田:そうですね、前は新宿で飲みましたね。 梶原:そうねえ、何を喋ったか覚えてないですけど。とりあえず