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ブックマーク / gendai.media (9)

  • 「読むプロ」翻訳家の鴻巣友季子がおすすめ「年末年始に“絶対に読みたい”2022年の小説」28作品を大公開する…!(鴻巣 友季子)

    「読むプロ」翻訳家の鴻巣友季子がおすすめ「年末年始に“絶対に読みたい”2022年の小説」28作品を大公開する…! 年末まで豊作の一年 今年も「年末ジャンボ書評」の時節になりました! 2022年は、2020年からつづく新型コロナウィルス感染症禍はやや落ち着いたものの、まだ収束には至っていません。そして今年の大きな時事といえば、ロシア軍によるいまだ終結を見ないウクライナ侵略戦争があり、日の総理大臣が遊説中に射殺されるという未曽有の事件もありました。後者により、カルト教団と与党議員のつながりが浮き彫りになり、問題の追及がつづいています。 パンデミックを扱った小説も少しずつ出てきており、昨年は金原ひとみ『アンソーシャル ディスタンス』(新潮社)が谷崎潤一郎賞を受けました。今年も、遠野遥の危険すぎる学園ディストピア『教育』(河出書房新社)や、コロナ禍の初期の不穏なざわつきをとらえた川上未映子の短編

    「読むプロ」翻訳家の鴻巣友季子がおすすめ「年末年始に“絶対に読みたい”2022年の小説」28作品を大公開する…!(鴻巣 友季子)
  • 「なぜ私たちは自殺をしてはならないのか?」、哲学・思想の歴史から導かれる「意外な答え」(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    「なぜ自殺をしてはならないのか」。この問いに導かれて、アメリカ歴史学者ジェニファー・マイケル・ヘクトが哲学の歴史の森に分け入り、思索し、著した『自殺の思想史――抗って生きるために』の邦訳が、このたび、みすず書房より刊行された。批評家のベンジャミン・クリッツァー氏が、同書の議論を紹介する。 「自殺」の論じられにくさ 「自殺」は重大な問題だ。大半の人は、家族や友人が自殺をしようと考えていることを知ったらそれを阻止しようと努力するだろうし、親密な相手が自殺を検討したことがあるという事実を知るだけでもショックを受けるだろう。自分自身が自殺を考えていた時期がある人は、その時分の記憶を苦々しさや不安と共に思い返すはずである。そして、実際に家族や友人に自殺してしまい、心に傷を抱えながら生きている人は多々いる。 また、自殺は個人的にだけでなく社会的にも重大な問題と見なされている。自殺者が多い社会はそうで

    「なぜ私たちは自殺をしてはならないのか?」、哲学・思想の歴史から導かれる「意外な答え」(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
  • 「少女を埋める」論争が文学史上「奇妙」と言える“3つのワケ”(飯田 一史) @gendai_biz

    で「プライヴァシー権」が初めて法的な争点となった三島由紀夫の「宴のあと」事件や、最高裁にまで争いが及んだ柳美里の「石に泳ぐ魚」事件をはじめ、作家が特定の人物をモデルに書いた小説をめぐって無数のトラブルが生じてきた。 そのもっとも新しいケースが文藝春秋社の文芸誌「文學界」2021年9月号に直木賞作家の桜庭一樹が「初めて私小説の形で書いた」(8月6日のTweetより)という「少女を埋める」をめぐって、「朝日新聞」の文芸時評で同作を取り上げた翻訳者の鴻巣友季子と桜庭との間で交わされた論争である。 同作は桜庭を思わせる東京在住の作家・冬子が入院中の父が長くないと母から聞き、7年ぶりに故郷の鳥取に帰るところから始まる物語なのだが――モデル小説歴史から見ると、今回のトラブルはきわめて奇妙な点がいくつかある。 日の近現代文学上のモデル小説のトラブルの歴史を扱った『プライヴァシーの誕生』(新曜社)

    「少女を埋める」論争が文学史上「奇妙」と言える“3つのワケ”(飯田 一史) @gendai_biz
    kimaya
    kimaya 2021/09/12
    田舎の人は文学誌は読まず新聞を信用する(ことが多い)から、実生活に支障は出るのかなと思います。それは娘として放ってはおけない!が、それならあの形式(エッセイ調)で書くべきだったのか?が問題かも。
  • 西浦博教授が緊急報告 “五輪のリスク”議論の背後にある「最大の問題」(西浦 博) @gendai_biz

    5月下旬に新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が「パンデミックの状況で五輪をやるのは普通はない」と発言して以降、しばらくになります。 このセンテンスが広く知られる一方、私のような専門家目線では、カギとなる発言として「どのような状況で感染リスクが上がるのか、しっかり分析して意見するのが専門家の務めだ」という文が極めて重要であると考えています。 いまこそ、落ち着いてこの感染症のリスクと向き合うことが何よりも重要だと信じています。稿では、今回のことを契機にあぶり出された日の新型コロナ対策の根幹となる問題について、その質に触れつつ整理したいと思います。個人的には、以下に述べる問題点の改善は、今後、日が“科学技術研究の成果”を政策活用に結び付けられる国となるのか否か、そのカギを握るものとさえ考えています。 「政治」と「科学」の対立が煽られた経緯 最初に私の想いを述べますが、私は政府

    西浦博教授が緊急報告 “五輪のリスク”議論の背後にある「最大の問題」(西浦 博) @gendai_biz
    kimaya
    kimaya 2021/06/20
  • すべて妻の責任…被害者ヅラする男たちの「信じられない言い訳」(信田 さよ子)

    DVの知られざる現実 カウンセラーとして長年生きてくると、現場で当たり前と思っていることを研究者やメディアのひとに話したとき、「え~っ」とのけぞられることがある。そのことに驚き、改めて自分が仕事をしている世界と世間の常識との落差を認識させられるのだ。 たとえば、DV被害者支援と虐待防止の専門家とのあいだにはほとんど交流がなく、ときには対立することもあるという事実だ。 背景には縦割り行政の弊害もあるが、DV被害者支援の源流がフェミニストたちの運動にあり、いっぽうで虐待防止運動はヒューマニズムや母性中心主義であることが、現場での齟齬につながっている。 これは日だけの問題ではなく、北米やオーストラリアでも過去にそんな時代があったが、専門家たちが努力してそれを乗り越えてきたという歴史がある。 千葉県野田市(2019年)や東京都目黒区(2018年)で起きた不幸な虐待死事件は、DVと虐待が同時に起き

    すべて妻の責任…被害者ヅラする男たちの「信じられない言い訳」(信田 さよ子)
  • 10年間ホームレス支援をしてきた私が「ホームレス記事炎上」に思うこと(大西 連) @gendai_biz

    11月11日にWebメディア「cakes(ケイクス)」において、『ホームレスを3年間取材し続けたら、意外な一面にびっくりした』という記事が公開された。 この記事は、「cakesクリエイターコンテスト2020」の優秀賞を受賞した作品ということもあり拡散されたが、同時にSNSなどで炎上した。 稿執筆時点では、記事の冒頭に編集部から以下のような追記がされている。 「※記事は、ホームレスの方々のプライバシーに配慮し、掲載許諾をいただいた上でお届けします。著者とホームレスの方々との関係性についての説明が不足していたため、2020年11月16日11:28に欄と文の一部を修正しました。同17:06に著者からのコメントを記事の末尾に追記しました。」 記事の問題点を述べる前に、私自身の紹介をしようと思う。 私は普段、ホームレス状態の人や生活困窮者への支援をおこなう「認定NPO法人自立生活サポートセ

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    kimaya
    kimaya 2020/11/18
  • 岸政彦「他者理解には、必ず『暴力性』が含まれている」(小野 美由紀) @gendai_biz

    岸政彦さんへの『図書室』刊行記念インタビュー(前編はこちら)。後編では、大阪や沖縄が好きな理由、「体張って生きてる人が偉い」という信仰、他者理解をめぐる困難について──。 ──岸先生のエッセイにも、小説にも、社会学者として収集しておられる「匿名の個人の生活史」への眼差しが多く反映されているように感じます。個人の生活史にご興味を持ち始めたのはいつからですか? 岸:もともと『ROCKIN'ON JAPAN』って雑誌、あるじゃないですか、あの副編集長が昔出してた『ポンプ』っていう、薄い、最初から最後まで読者投稿欄だけの雑誌があったんですよ。そこに長文からハガキの小ネタまで、なんでも載ってたんですよね。写真やイラストとかも。匿名の人たちの、なんでもない文章やメッセージがたくさん載ってて、それを読むのが好きだったんだよね。他にもスタッズ・ターケルっていう、オーラルヒストリーだけを並べて分厚いを書く

    岸政彦「他者理解には、必ず『暴力性』が含まれている」(小野 美由紀) @gendai_biz
    kimaya
    kimaya 2019/11/23
    岸政彦
  • KEIKOと同じ高次脳障害の僕が、小室哲哉不倫疑惑報道に感じたこと(鈴木 大介) @gendai_biz

    小室哲哉さんが、週刊文春に不倫疑惑を報じられたのを契機に、引退を発表した。「高次脳機能障害」を抱える・KEIKOさんの介護に疲れ不倫に走ったと報じられた、などの憶測が飛び交っている。 そんななか、高次脳機能障害の当事者であり、発達障害との18年に渡る家庭再生の記録を『されど愛しきお様~「大人の発達障害」のと「脳が壊れた」僕の18年間』にまとめた文筆業の鈴木大介さんが、一連の報道についてどう思ったか、その所感を綴った。 「事実と違う」と言うだけでは足りなかった思い 頂点を極めたアーティストとは、公人なのかもしれないが、それにしてもどれほどの苦しさを押し殺してあの場に挑んだのだろう。小室哲哉さんが不倫疑惑報道を受けて行った記者会見は、同時に引退会見になった。質疑を除いても50分以上に及んだ会見を見ながら、何度か涙を抑えきれなくなった。 『週刊文春』の報道については、ただ「事実とは違う

    KEIKOと同じ高次脳障害の僕が、小室哲哉不倫疑惑報道に感じたこと(鈴木 大介) @gendai_biz
    kimaya
    kimaya 2018/01/26
    『脳が壊れた』以降の鈴木大介さん、彼にしか書けないことはまだまだあるんだと分かる記事。
  • 月額1000円で60万冊読み放題も~3つの電子書籍定期購入サービスを比較する~(モーリー・ウッド) @gendai_biz

    読み放題の電子書籍サービスの問題点 一定額を支払えば使いたい放題という定期購入は、インターネットのために作られたモデルのように見える。ネットフリックス(Netflix ※米国版ツタヤ)は、ほぼ限りない量の映画テレビ番組を供給している。音楽に関しては、スポティファイ(Spotify ※世界最大手の音楽ストリーミング配信サービス)が同じことをしている。これは、定期購入を継続するために、毎月、少額の料金を支払いさえすれば、自分が見たり聞いたりできる限り、いくらでもテレビ番組の放映や音楽を入手できる、便利で楽しめるモデルだ。 それならば、この定期購入モデルに書籍を加えないという手はないだろう。実際に、いくつかの会社がこのサービスをはじめている。月額10ドル、またはそれ以下で、カタログ内のに無制限にアクセスできるという、電子書籍の定期購読サービスだ。これまでのところ、もっとも注目すべき市場参入者

    月額1000円で60万冊読み放題も~3つの電子書籍定期購入サービスを比較する~(モーリー・ウッド) @gendai_biz
    kimaya
    kimaya 2014/09/08
    積まなくてよくなるのはいいね。
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