食用にはマゴイの二年もの、700グラムから1キロくらいの活物を使用する事が多いです。コイは死ぬと臭みが出て食べれませんので、生きたものを使い、手早く捌くのが大切。 料理する前に一晩綺麗な水で泳がせて泥を吐かせておいた方がよいでしょう。鯉は泥や砂ごと餌を食べます。また胃と腸の別がありません。そのため養殖場では1時間毎に餌を与えます。 コイ(マゴイ)とは食用に複合交配された種で、体色は茶色、黄金色、黒色があり、体高があるヤマトが主で別名にヤマトの他ジゴイという呼び方もあります。 観賞用のニシキゴイやウロコの少ないカガミゴイは別。コイ科の魚は他にフナ、モロコ、ウグイ、ハス、オイカワ、タナゴ、モツゴなど色々いますが、フナとの区別はコイだけにある2対(4本)の「口ひげ」で簡単です。 活鯉は濡れ布巾で目を覆ってやるとおとなしくなりますので、出刃包丁の背で眉間を叩き失神させてから捌きます。 手早さが必要