都心近郊に住み不動産業に就いている大輝さん(31)は過去、驚きの体験をしました。男ばかりの3人兄弟の真ん中として育ち、2歳年上の兄が憧れの存在でした。しかし、ある日、両親がその兄の性同一性障害と容姿が女性に変化していくことを告げてきたのです。その時、大輝さんが抱いた感想は「『怒り』に近いもの」でした。(朝日新聞記者・高野真吾) 【漫画】孤独なあなたへ……女装バー経営者が描く「人生を救う」マンガ 飛び降り……奇跡の生還 「僕は、やんちゃな時の兄にあこがれていました。一気に、目の前にあった、あこがれがなくなったのです。正直に申し上げると、感情としては『怒り』に近いものが湧きました」 「兄がいなくなった、あこがれていた男がいなくなった。男ですらなくなった。じゃあ、(兄は)何者なんだと」 都内にある飲食店の2階で行ったインタビューの最中。両親から「兄」が「姉」になる事実を知らされた時を振り返り、大
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