サービス業において求められる「内発的動機付け」 近年サービス業においても成果に応じた給与体系が構築されつつあるが、飲食店・宿泊業、医療・福祉業界や教育・学習支援業、サービス業(狭義のサービス業)といった産業で働く人々は、給与ではなく、「組織貢献や顧客に対して役立っていると実感できるから」という精神的な満足感とでも呼べるものが動機付けとなっている。 他業種と比較すると極めて高い数値となっており、このことからもサービス業では精神的な満足感を高めるための、内発的動機付けが求められているといえる。 マネジメントをする側の視点としては、外発的動機付けは制度に組み込みやすかった。一方で、内発的動機付けは制度に組み込みづらい。内発的動機づけは、人によって何に動機付けられるのかが異なるからである。しかし、そこに踏み込んでいかないといけない。そこで、内発的動機付けを創発する仕組みを「いかに制度に組み込むか」