「給食に出た牛乳の味がおかしい」と東京と神奈川の児童ら800人以上が訴えています。 川崎市と厚木市の教育委員会によりますと、23日、市内の小中学校32校で、給食の牛乳を飲んだ児童や生徒ら829人が「牛乳の味がおかしい」「苦みを感じる」などと相次いで訴えました。給食に出されたのは、200ミリリットルの紙パック入りの牛乳で、雪印メグミルクが海老名市の工場で22日に製造したものです。具体的な健康被害は報告されていません。また、品川区や大田区の小学校などでも「牛乳の味がいつもと違う」という声があり、都の教育委員会が確認すると、同じ工場の製品でした。雪印メグミルクは「原因を調査中」とコメントしています。