多くの企業のITシステムは、サーバやネットワーク機器、ストレージなどのさまざまなハードウェアとそこで稼働するソフトウェア、そして外部のサービスなどが連係して動作しています。 この複雑なシステム全体が正常に稼働しているかどうかを管理・監視するためにもっとも重要な情報として、それぞれのハードウェアやソフトウェアが吐き出すログがあります。 ログはシステムを構成するさまざまなコンポーネントから秒ごと分ごとに出力されるため、一定以上のシステム規模であれば、その容量と増加速度はいわゆるビッグデータの1つと言えるでしょう。 そこで求められるのが、ログを横断的に分析し、可視化と知見をもたらしてくれるソリューションです。この分野でいま、存在感を急速に高めているのが統合ログ管理を実現するソフトウェア「Splunk」(スプランク)です。