雅子さまのご活動が目立ちはじめた 2003年から療養生活に入っている雅子妃殿下は、2016年に入ってから、目覚ましいご回復ぶりをみせていた。 雅子妃のご活動が目立ちはじめたのは4月のこと。神武天皇没後2600年の式年祭に天皇皇后両陛下が参拝されるため、皇太子殿下とともに名代として、宮中三殿で皇霊殿の儀に臨まれた。雅子妃が宮中に足を踏み入れられたのは、実に7年ぶりだった。細かい取り決めに則って執り行う宮中祭祀は、雅子妃にとって、とりわけ緊張を強いられるものとされていたが、無事にお役目を果たされたという。 2017年3月、JR長野駅での愛子さま ©JMPA 普段の公務も、一部のみに限ったご出席があるものの、回数自体は増えており、俗に「八大行啓」(現在は7つに減っている)と呼ばれる重要行事にもいくつかご臨席されるようになった。これは両陛下から引き継がれた公務が主であり、16年6月には、そのひとつ