現在、食べられているウナギのほとんどは、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで売られているパック詰めにされた加工商品です。 薄利多売型のビジネスモデルにより、ウナギは「晴れの日のごちそう」から安価で手軽に食べられる食材へと姿を変えました。 しかし、増加した需要をまかなおうと各地で乱獲が進み、現在、世界のウナギ生産量の約70%を消費する日本で食されるウナギの 99%以上が絶滅危惧種 、という事態に陥っています。 「土用の丑の日」や、ユネスコ無形文化遺産に認定された「和食」の代表格であるウナギ料理を、次の世代に残すために、いま、私たちにできることは何でしょうか。