この文書は新型インフルエンザA(H1N1)ウイルスの発生がコミュニティーレベルで報告された地域におけるマスク使用の暫定的な手引きを提供する。今後、新たなデータが入り次第更新する予定である。 背景 現在、新型インフルエンザA(H1N1)ウイルスのヒト-ヒト感染の主な根拠のある感染経路は、会話、くしゃみまたは咳によって放出される呼吸器飛沫経由であることが示唆されている。 インフルエンザ様症状(熱、くしゃみ、咳、鼻水、悪寒、筋肉痛など)がある人と濃厚接触(約1メートル)があった人は、感染性のある呼吸器飛沫の曝露による感染リスクがある。 呼吸器ウイルスの感染拡大予防の評価をした研究によると[2]、医療機関においては、マスクの使用がインフルエンザの感染の伝播を減少させる可能性が示されている。医療機関におけるマスク使用の助言は、正しいマスクの使用のトレーニングや定期的な供給、及び適正な廃棄施設といった
感染症専門の人たちにとっては、うつりやすい感染症であるインフルエンザ流行!という中で、定点医療機関以外の検体までひろいしゃかりきに検査をして「190」というのはとても少ないように感じます。 (この時点でだいたい流行の規模はこれくらい、ということが疫学の専門家には予想できますので) 新型インフルの報告がない地域で市民へ備蓄マスクの発送をする「???」な県もあるようですが(そもそも一般人にマスクじたいがエビデンスがないですが)、判断力・決断力のある自治体では現実路線へのシフトがはじまりました。 これで報告が増えても学校の再開もできるかもしれませんし、 修学旅行の延期や変更もだいぶおちついていくのではないかと思います。 判断や決定には感染症のエキスパートの存在があるはずです。皆さんの地域にはリーダーに助言できる専門家はいますか? いない地域は神戸や大阪が経験をもって私たちに教えてくれた混乱とその
公衆衛生に関わる問題について権威のない立場から不確かな情報を発信すべきではないので、ごく普通の市民であるブロガーとしてできることは、確かな情報源を引用するくらいのことだろう。マスクについて、典拠明記の上、気になったことをまとめておきたい。 この問題で一番参考になったのは、ニューヨークタイムズのコンサルタント・ブログに掲載された"Is It Safe to Fly During the Swine Flu Outbreak?"(参照)、という、専門家マーク・ジェンドルー(Mark Gendreau M.D.)による質疑応答だった。"Q. Are there ways to protect oneself against the spread of swine flu when flying?"(旅行中、豚インフルエンザの拡散に対して個人できる防御策はありますか?)という問いで、マスクについて
http://www.kansensho.or.jp/news/090521soiv_teigen.pdf 全文載せちゃうね。 平成21 年5 月 社団法人日本感染症学会緊急提言 「一般医療機関における新型インフルエンザへの対応について」 ~㈳日本感染症学会・新型インフルエンザ対策ワーキンググループからの提言~ 先日、メキシコ共和国に端を発した新型インフルエンザ、swine-origin influenza A(H1N1) (S-OIV と略す)に罹患・発病した日本人が成田空港の検疫で複数名発見され、さらに5 月16 日以降、渡航歴のない関西居住の高校生から多数の感染発病者が発見されるに至り、わが国国内での感染の拡大・流行が強く懸念されています。また、WHO もフェーズ6 の流行段階の宣言を検討しています。 今回のS-OIV が感染力・伝播力は強い一方で、発症時の臨床的重症度は季節
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