本作は2016年に発生した熊本地震以降、熊本県が展開している復興プロモーションの一環として制作されるもの。監督の本多康之、プロデューサーの福留俊、脚本のどめしら主要スタッフには熊本県出身者が名を連ね、またメインキャストにも千葉いずみ役の青山吉能ら、熊本県出身者を起用する。なお自治体が1クール全12話のアニメ作品を制作し地上波で放送するのは本作が初めて。テレビ放送のほか、アプリでの無料配信も予定されている。 物語は主人公である東京の大学生・欅夏奈が、熊本地震で連絡が取れなくなった友人を探すために熊本を訪れ、地元の元気な中学生・いずみをはじめとする個性豊かで情に厚い人々と出会い、成長していく姿を描くハートフルストーリー。制作発表会に登壇した熊本県東京事務所の村井浩一所長は「熊本地震から3年7カ月が経ち東京にいると忘れられているようにも思いますが、熊本にはまだまだ地震の爪痕が残っています」と述べ