台湾の抗議船（右奥）に放水する海上保安庁の巡視船。右手前、中央は台湾の巡視船＝２４日午前１１時４５分、魚釣島から西南西３３キロの接続水域、朝日新聞社機から、西畑志朗撮影台湾の抗議船（右端）に放水する海上保安庁の巡視船。中央は台湾の巡視船＝２４日午前１１時４５分、魚釣島から西南西３３キロの接続水域、朝日新聞社機から、西畑志朗撮影台湾の抗議船（中央）に放水する海上保安庁の巡視船＝２４日午前１１時４４分、魚釣島から西南西３３キロの接続水域、朝日新聞社機から、西畑志朗撮影台湾の抗議船（右端）に放水する海上保安庁の巡視船。中央は台湾の巡視船＝２４日午前１１時４４分、魚釣島から西南西３３キロの接続水域、朝日新聞社機から、西畑志朗撮影 　【釆沢嘉高】２４日午前１１時４０分ごろ、尖閣諸島・魚釣島の西南西約３３キロの接続水域上を航行する台湾の抗議船を朝日新聞社機から確認した。 　クルーザーのようなタイプで、

台湾の旗などを掲げて尖閣諸島へ向かう「全家福」＝２４日午前８時２１分、魚釣島の西南西約９１キロ、第１１管区海上保安本部提供 　２４日午前１１時５分ごろ、沖縄県の尖閣諸島・魚釣島の西南西４４キロの接続水域に台湾の抗議船「全家福」１隻が入った。約４０分後、魚釣島から約３０キロまで近づいたため、第１１管区海上保安本部の巡視船が放水した。台湾の海岸巡防署（海保に相当）によると、抗議船には活動家らが乗り、上陸を目指している。この抗議船は昨年７月にも領海侵入している。 　１１管によると、台湾側の巡視船４隻が抗議船に並走しており、抗議船とほぼ同時に接続水域に入った。抗議船の保護と監視が目的とみられる。抗議船は放水後にいったん停止し、魚釣島から離れる動きを見せている。 　台湾側によると、活動家らは尖閣諸島の領有権を主張する台湾の団体「中華保釣協会」のメンバーで、２４日午前１時４５分（日本時間午前２時４５分

【ソウル＝箱田哲也】北朝鮮の国防委員会は２４日、国連安全保障理事会が出した制裁決議に反発し、米国を狙うことを想定した核実験を実施すると明言した。韓国政府は、強行すれば３度目となる北朝鮮の核実験について「すでに準備は完了しており、金正恩（キムジョンウン、第１書記）の政治判断次第で実施できる状態」（大統領府当局者）とみている。 　朝鮮中央通信が、国防委の声明として伝えた。声明では「米国とそれに追従する不純勢力の敵視策動を粉砕し、国と民族の自主権を守るための全面対決戦に進入する」と宣言。北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」と主張する事実上の弾道ミサイル発射実験の継続とともに「高い水準の核実験も敵である米国を狙ったものだ」とした。 関連記事米「北朝鮮、核実験可能な状態」　衛星写真で分析(12/28)〈ロイター〉北朝鮮、ミサイル発射強行の次は核実験か(12/13)〈ロイター〉北朝鮮、米国本土を攻撃可能なロケ