◆上海福喜食品会社という、米国食品大手OSI集団の上海現地法人が、賞味期限切れ肉を米国の有名ファストフードチェーンや日本のファミリーマートやセブン・イレブンにも提供していた、というニュースに、中国の消費者のみならず、日本の消費者まで衝撃を受けている。 ◆はっきりいって、中国の食品安全問題は古くて新しい問題であり、ありふれている話なのだが、さすがOSI傘下の、上海が誇る国際企業でこれをやられたら、もう何を信じていいやら、という感覚だろう。まず、言いたいのは、今回は米国系企業が問題を暴かれたわけだが、日系企業に同じブラックホールを抱えていないとは限らない。というか、日系サプライヤーは他人事でなくて急いで、中国現地法人のチェック体制を点検したほうがいいんでないか。地元テレビで暴かれて大バッシングという、いわゆる今はやりの劇場型腐敗摘発にやられたら、もう立ち直れないですよ。 ◆あと、改めて気づかさ