バンド生活25年! ……というのを謳い文句にしている今年の人間椅子。この言葉に、オズフェストに見に来たみうらじゅんさんも涙したそうな。 (みうらじゅんと人間椅子は『君は千手観音』などで共演しています) しかし、あれ? 正確に数えると24年じゃないの? 実はこれ、『ど根性ガエル』の町田先生のパロディ。「教師生活25年、こんな○○はなかった!」と毎回言うギャグがあるのですが、それをネタにしたMCなので、ギターの和嶋は「これから3・4年は使っていきます!」と語っていました。 25年じゃないじゃん! でも面白いからよし! 意外なところで茶目っ気が。 さて、現在人間椅子のライブツアーが全国で行われています。 Schedule-人間椅子 人間椅子オフィシャルサイト 札幌を皮切りに日本を縦断するこのツアー、各地でソールドアウトも続出中。 札幌は、行ってみると階段までぎっちり人が詰まっている状態。 以前ぼ
前編はこちら ●文学、哲学、スピリチュアル 和嶋:最近読書の傾向が変わって来たんですよ。昔は大正・昭和初期の文学が面白いと思ってよく読みましたね。 乱歩が影響を受けた宇野浩二って人がいて、注文して買ったりしてました。 「陰獣」「人間失格」「痴人の愛」など、文学からとられたタイトルの曲を歌う人間椅子。バンド名はもちろん江戸川乱歩。特に和嶋の作詞する曲は文学に多大な影響を受けている。そんな和嶋と、あるマンガ家激しく愛するナカジマが、読書趣味について熱く語りだす。 和嶋:ちょっと前色々悩んでいた頃、やっぱ哲学の本に答えあるかなと。 ショーペンハウエルとか。ニーチェを読んで、なんてかっこいいんだろうと思ったりね。で、ずっと読んでいたら、結局のところ答えは自分が持っているんだと気が付きまして。 ───悟りですか? 和嶋:いや、悟りじゃないんです。ようやくスタートラインに立てたというか。最近は割りと、
●オジー・オズボーンと一緒の舞台で 和嶋:ブラック・サバスを一番コピーして、ああいうサウンドを日本語でやりたいっていうのがきっかけでしたからね。オズフェスでそのブラック・サバスと同じステージにいるということは、それ以上のステージはないわけですよ。 夢のようでしたね。 ───終わった後、「人間椅子コール」があがりましたね。 鈴木:まあ、最初で最後じゃないですかね(笑)。 8月某日高円寺のカフェに集まった3人。言葉を選びながら、トツトツとギターの和嶋が語る。繰り広げられる多大な知識と世界観を、ベースの鈴木とドラムのナカジマは真剣に聞いているような、そうでもないような。 イカ天でデビューし、先日ついにオズフェストという大舞台に立った3人。二十数年やっているバンド経験でも、初めてのこと。そして、新譜『萬燈籠』が発売になったばかりだ。 和嶋:初めて聞いた人もいっぱいいるはずなんですよ。バンド名知って
第1回 第2回 ●オズフェストと、ラ・ムー ───コラボしてみたいミュージシャンの方とかいらっしゃいますか? 夢でいいです。 上坂:夢ですか?! コラボするってなると全く想像がつかないんですけど……、私この間オズフェストを見に行って。 ───僕も見に行きました。 上坂:すごかったですよね! 私実は二日目の人間椅子を見に行ったんですけど、現場終わって駆けつけていったら間に合わなくって、ストーン・サワーから見たんですけど、toolとかかっこよかったですよね。ほんとに、トランス状態ってあるんだなって実感しました。オオトリのブラック・サバスもすごかったですよね! ───もう存在感が……。 上坂:オジーとか今いくつくらいなんですかね? 動きも少しおじいちゃんめいてはいるんですけど、でも魔王さま感があるじゃないですか。さすがにコウモリとかは食べないし、シャボン玉も飛ばさないけど、帝王だなって。そういう
第一回はこちら。 ●上坂すみれ的音楽談義 ───筋肉少女帯や桃井はるこさんの他に、どんな音楽を聞かれてるんですか? 上坂:最近は幅広いですね。 中学生の時にハマったのは、筋少の他に、電気(グルーヴ)とかYMOとか。戸川純さんは高校入ってからですね。あと中森明菜さんとかですね。各テクノ歌謡のアイドルさん達の曲って名曲が多いじゃないですか。特に高見知佳さんが好きです。あ、渡辺典子さんも好きですねー! 角川三人娘の一人で、80年代の映画も大好きなんです。 ───80年代……って生まれてます? 上坂:いえ……。むしろ生まれてない時代の方が興味があって。どうにも小学校・中学校で最新ポップスに乗り遅れた人なので、じゃあさかのぼったら行き遅れることもないな!って。ザ・ピーナッツとか、ピンクレディーとか、軍歌とか…… ───東海林太郎とか。 上坂:そうです! 東海林太郎にハマりましたね。そこから唱歌系にハ
雑誌『spoon.』といえば、00年代の森ガールとか文化女子系の、カルチャーマガジンだと思っていました。。 spoon. Magazine ところが、知人と話していたら「spoon.ってアニメ雑誌でしょ?」と言われてひっくり返りました。 そういう認識にもうなったのね?! spoon.自体はファッションやカルチャーの本なのはいまもかわりません。 2013年6月号も、アンジェリックプリティのコレクションが載っています。 あくまでも今も「スタイルのある女性のための情報セレクトマガジン」です。 でも今書店に行くと数多く並んでいるのは、アニメ表紙の方のspoon.。これは確かに勘違いされてもしかたない。 これを見ていく時にキーワードになるのは、上坂すみれという声優と、ロリータの2つです。 現在spoon.は細分化されています。 spoon.本誌→自らのスタイルを貫く女性の情報雑誌。女性誌棚にある。
『サブカルで食う』、サブタイトルは「就職せずに好きなことだけやって生きていく方法」。 著者は、筋肉少女帯や、小説執筆、テレビ出演、アニメ主題歌など、サブカル方面の多彩な活躍で知られる大槻ケンヂ。 “背広を着てネクタイをするような仕事は俺にはちょっとできそうにないので、できたら「サブカル」とかって呼ばれるようなことをやって生きていけないかなとボンヤリ思っている「サブカルになりたいくん」”に向けて、ひとつのモデルケースとして、著者の体験やエピソードが語られた本だ。 「軽い気持ちでテレビに近づくな」という項がある。 テレビ出演恐怖エピソードが紹介されいて、これがスゴイ。 大槻ケンヂは、 活躍しているタレントは3つのタイプに分けられる、と説く。 1:最初からタレントになろうと思ってタレントになった人。 芸人さんとかやる気のあるグラビアアイドル。根っからのザ・芸能人。 2:時の人としてテレビに出るこ
書評ライターとして、読書特集と聞けば大抵の雑誌には目を通すようにしているのだが、ビジネス誌の本家本元「プレジデント」でそれをやるとは盲点だった。しかもタイトルがすごい。 「ビジネスマン1000人調査の意外な結論! 仕事リッチが読む本バカを作る本」! 「仕事リッチが読む本バカを作る本」ですよ。すごい! そしてその下に「年収800万が嫌いな著者1位は勝間和代」とのサブコピーが。 これ、ビジネス誌の表紙に書くことじゃないよ! すごいすごい! などと私は興奮して雑誌を買ったです。第2、第4月曜日発売だから、買えるのは今週一杯みたい。興味を持った人は急いだほうがいいです。どんな特集なのかを、ちょっとご紹介しましょう。 くだんの記事は、ビジネスマン1002人に対してアンケートを実施(リサーチ会社を介して行い誌名は伏せる)、そのうちの334人から得られた回答を元に構成したとのこと。この集計結果がすごいの
電書を1時間で出版する方法を発見した! アプリだの、業者だの、ePubだの、アップルストア登録だの、なんだかんだむずかしい知識は必要なし。 あっという間だ。 すぐ作って、すぐに全世界に向けて出版! 未来なう! というわけで、電子書籍絵本「さよならうさぎ」を出版するまでの1時間を実況リポート風にお届けしながら、その方法を解説していこう。 【まず作品を作る!】 紙にえんぴつで、どんどん描く! 今回は絵本なので、絵と文字を、わーっと描いた。 「さよならうさぎ」全16枚。 鼻歌まじりの40分。 え、もう、残り20分です! 【ScanSnapで取りこむ!】 秘密兵器「ScanSnap1500」を使います! 時間節約、簡単らくちんのすぐれマシン! フラットヘッドスキャナだと1枚置いてはスキャンして1枚置いてはスキャンして、めんどうです。 秘密兵器「ScanSnap1500」なら、書いた紙をバサッと乗っ
新しいパソコンを買って、一番頭が痛いのがiTunesの移動! あれだけ時間をかけて自分好みに構築したプレイリスト、1曲1曲吟味してつけた評価レーティングですもん。OS乗り換えたからって、おいそれドブに捨てるわけにはいかないですよね。 でもこれがなかなか厄介で、ライブラリを丸ごと引っ越すとなると楽曲ファイルを引っ越すみたいに簡単にはいきません。ちろん楽曲についてくるアーティストやアルバム情報などのメタデータは楽曲ファイルと一緒にコピーできますけど、自分で入れたプレイリストやレーティングなんかのデータはiTunes内部のデータベースのファイルにある情報なので、PCからMac(MacからPC)に単にコピーするってわけにはいかないんですよね...。 不可能じゃありません。ちょいと腕まくりが必要なだけ。以下がその手順です。 注: Appleが推奨するベストな移動手段はiTunesの「ディスクへバック
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く