久々にクローズアップ現代を視聴しました。タイトルは「親のお金をどう守る 認知症600万人の資産管理トラブル回避術」。要は「成年後見人」がテーマです。 成年後見人とは、判断能力が不十分な人の財産や権利を守る人のことです。主に親族あるいは弁護士や司法書士などの専門家が成年後見人となります。しかし現在、外部の専門家に財産管理を任せたことで「本人のためのお金も使えない」「一度利用したら止められない」といった課題が噴出しているそうです。 現在、認知症の高齢者は600万人を超えており、その資産は約255兆円と推計されています。番組では、ある認知症の方の例が紹介されていました。奥さんが献身的に介護しています。成年後見人は司法書士。 奥さんは現在、この司法書士の許可が無ければ本人のためのお金も引き出せません。成年後見人を外そうと試みるも、制度上、一度利用したら止められないそうで困っていました。なんと奥さん