審議を活発にするとして「議会の華」と表現されることもあるやじ。地方自治法では、秩序を乱す議員がいた場合、議長が発言の取り消しや退去を命じることができると定められているが、やじに罰則を科す規定はない。 ただ、同法は「議会で侮辱を受けた議員は議会に処分を求めることができる」とも規定。今回の東京都議会のケースでは「自分が早く結婚すればいいんじゃないか」「産めないのか」とのやじが確認され、塩村文夏都議はこれらの表現が侮辱に当たると判断した。 結局は被処分者名が明らかになっていないとして、“門前払い”になったが、塩村都議側から発言者の所属会派と指摘される自民党には、「自ら特定できないのか」など苦情が多く寄せられており、いまだ沈静化というにはほど遠い状況。やじ自体の是非を問う声まで上がっている。 地方議会に詳しい同志社大学大学院の新川達郎教授(63)は「(今回のやじは)形を変えた誹謗中傷であり、品位以
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