2022年3月22日のブックマーク (2件)

  • 自然派と陰謀論の家庭に生まれて ~川井さんの場合~|雨宮純

    陰謀論に関する調査や執筆をしているとよく聞かれる質問がある。「陰謀論にハマった友人や家族を目覚めさせるにはどうしたら良いですか?」というものだ。これに答えるのは非常に難しい。筆者は陰謀論の成立過程や背景については調べているものの、心理やカルト脱会の専門家ではないからだ。このためそうした質問を頂いた際には、一般的な対応策である「傾聴姿勢を崩さず、繋がりを失ってしまわないようにすること」と答えるようにしている。 とはいえ新型コロナと共に陰謀論が広まっている昨今、家族や友人が陰謀論に染まってしまったという話もよく聞くようになり、解決へのより具体的な手がかりが求められているように感じられる。そこで筆者は具体的なケースを集めることでヒントを得られるのではないかと考え、陰謀論を強く信じてしまっていたものの、そこから脱出した方にインタビューを行うことにした。 今回取材した川井さんは両親ともに陰謀論を信じ

    自然派と陰謀論の家庭に生まれて ~川井さんの場合~|雨宮純
    kintaorgH
    kintaorgH 2022/03/22
    ここから“よく考えてみれば、母親は昔から正義感は強かったものの、ここではないどこかに意識を向けているようなところがありました。子供を置いてボランティアに行ってしまうような母親。実はあまり私に興味がない
  • 6章 『DAYS』最終号とシンポジウム|広河隆一

    検証委員会の「中間」報告『DAYS』の最終号が発行されたのは、2019年3月20日だった。それはイラク戦争から1年後の2004年3月20日に『DAYS』が創刊されてから、ちょうど15年目にあたる。 この最終号は一冊丸ごと私の事件の特集号となっており、第1部は「『広河隆一性暴力報道』を受けて 検証委員会報告」、第2部は多くの識者や被害者が寄せた「性暴力を考える」という文章で構成されている。 第1部は、検証委員会によって編集された。そこでは、「はじめに――記事の性格について」に次のように書かれている。 具体的な事実関係(被害の時期、場所、内容等)すべての詳細な認定は必ずしも前提にせず そしてもうひとつ大事なことが、「前書き」に書かれていた。 広河氏が「つきあっている」と認識したと述べる関係性は、相手の女性からは性暴力と認識されるようなものであった、ということを前提に面談及び考察を進めた。 つ

    6章 『DAYS』最終号とシンポジウム|広河隆一
    kintaorgH
    kintaorgH 2022/03/22
    ここからと“私が共感を向けなかったのは「身近な女性」だけではない。私にとって救援の対象に対して抱く共感というのは特別なものであり、その人々へは、自らの大きな犠牲を払っても当然だと思っていた。そしてスタ