カプセルの中の美少女と共同生活ができるキャラクター召喚装置、犬の気持ちがわかるようになるハーネス、スモモのようなウメから作られた真っ赤な梅酒――。「なにこれ、おもしろい!」と心を動かすプロダクトの次世代型ショールーム「蔦屋家電+」がオープンから1周年を迎えた。 プロダクト販売でマネタイズをしない、という異色店舗の1年はどんなものだったのか。プロデューサーの木崎大佑氏と「蔦屋家電+ 大賞」企画者の佐藤綾香氏に伺った。 コンセプトは“プロダクトのテーマパーク” 二子玉川駅から歩いて4分ほど。カフェや本、グリーンと家電製品が共存する“ライフスタイルを買う家電店”、二子玉川 蔦屋家電の中に「蔦屋家電+」はある。そこに並んでいるのは、いわゆる「商品」ではない。クラウドファンディング製品や一般流通前の最新ガジェットなど、未来そのもののようなプロダクトたちだ。 蔦屋家電+の店内 「蔦屋家電+は、世界中の