コロナで命を落とした4000人を分析して分かった、リスクの高い「持病と既往症」 がん、糖尿病、心疾患… 志村けんさんは肺気腫 糖尿病と高脂血症、そして高血圧。昨年12月27日にコロナで命を落とした羽田雄一郎参院議員にはこれだけの「持病」があったという。 まだ53歳で働き盛り。そんな人が熱を出してからわずか3日で亡くなってしまったのは、持病のせいだったに違いない。 昨年5月にコロナに感染して亡くなった力士、勝武士も糖尿病患者だった。28歳という若さでも、持病があればコロナで命を落とすのだ。 コロナで死ぬ危険が高いのは、治療中の持病がある人だけではない。 昨年3月、志村けんさんがコロナで亡くなった衝撃を忘れられない人も多いだろう。70歳だった志村さんの場合、事務所は「基本的に通院するような持病はない」と発表していた。 だが、志村さんはもともと一日60本を吸うヘビースモーカーで、過去に肺気腫を患