表内は補強工事後データ (#データ(大正期)も参照。) 構造:粗石モルタル積石堰堤 洪水吐き:堤頂堰×4 サイフォン式×5 豊稔池ダム 豊稔池ダムと豊稔橋 豊稔池ダム(ほうねんいけダム)は、香川県観音寺市大野原町にある、現存する日本最古の石積式マルチプルアーチダム。 概要[編集] 讃岐山脈から流れ出る柞田川を上流で堰き止め、柞田川の左岸に広がる水田を潤している本ダムは、度重なる大旱魃への対策として1926年(大正15年)に着工され、1930年(昭和5年)に完成した。このとき、地元住民による組合が部分請負して工事にあたり、延べ15万人による人海戦術により約4年の短期完成を実現するという地元一体となって成し遂げられた公共事業であった。 命名は、香川県出身で大蔵大臣などを歴任した三土忠造による[1][2]。 マルチプルアーチダムとしては、宮城県仙台市の大倉ダム(二連式)を含め、全国に二つしかなく
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