前々回、読者の皆様に自由回答でご意見を願ったウィッシュリストは、3月31日で締め切った。非常に多くのご意見をいただいたことに、深く感謝したい。 その集計をようやく終え、今回は、それを報告する。 「世論」ではない「声」を集めた 前回末尾でお断りしたように、この試みは、本欄にお答えいただいた読者の皆様と私との協働で作り上げる1つの世論であって、決して、絶対的な「世論」だとは思っていない。 国民と政府とのチャネルがないことをかんがみ、ならば、読者の皆様の声を集め、政府に届けてみようではないか、と提起したのが動機だ。 「世論」といわないのは、1つには、本音を自らの言葉で述べていただきたいために、傾向が読めない自由回答にしたこと。もう1つは、回答者が本欄読者という一定の人々に限られ、しかも、年齢、性別にも何ら制限を設けなかったため、サンプル調査としては不十分だからである。 今回の公募では、選択方式で
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