Happy Hacking Keyboard開発の発端となった、和田先生(現東京大学名誉教授)の論文を掲載しました。 postscript版は pfutechreview.ps.gz (gz圧縮、145KB)です。 1.はじめに ことし(1991 年)の初夏のころ教授室のワークステーションを Sun3 から Sparkstation2 にかえた。なかなかはやくて快適になったが、やはりいつも話題になるように、古い計算機と新しいのとのキーボードの配列に微妙な違いがあり、しばらくは憂欝な気分であった。使っているうちにどうやら慣れてはきたが、これは計算機のユーザーにとって大きな問題だと思う。せっかくこのような天下国家を論じる機会をいただいたのだから、今日はキーボードについてすこし書かせてほしい。 40年ほど前に登場してから今日まで、計算機はいろいろな面で、長足の進歩を遂げてきたが、一向にあい変
http://anond.hatelabo.jp/20161202221629 社会に出て一番の驚きは「たいていの人は考えて喋っていない」ってことだった。「考えている人」が喋るまでは次のプロセスを踏んでいる。 ・その話題が意図するところを捉える ・その意図への適切な答えを探す ・その答えの適切な表現を考える だから答えるまでに考える時間がある。それに対して「考えていない人」っていうのはペチャクチャと喋れる。なぜなら考えていないから。思ったことをそのまま声に出して伝えている。その話題がなぜあがっているのか、その適切な答えは何か、とは考えない。最初にパッと思いついたことをそのまま口にする。 日本の会社の会議がなぜ生産性が低いのか、それはこういう人が何人も会議に出席しているからだ。何も考えちゃいない。思ったことをすぐに口にする。だから、「考えていない人」が会議の場を支配することになり、熟議になら
昭和シェル石油は、太陽光エネルギーで水と二酸化炭素から有用物質を直接合成する研究開発において、ガス拡散電極を用いて、常温常圧下において太陽光エネルギーだけで、炭化水素などの有用な資源を合成することに世界で初めて成功した。 今回、燃料電池で使用されているガス拡散電極を使って、気体の二酸化炭素を直接反応させることに成功した。二酸化炭素が反応する電極には独自に開発した触媒を使った「ガス拡散電極」を用い、「光陽極」には半導体光触媒とソーラーフロンティア製CIS薄膜太陽電池との積層構造を利用した電極を用いて、疑似太陽光の照射下、メタンを太陽光エネルギー変換効率0.61%、エチレンを同0.1%で合成することに成功した。 炭化水素への太陽光エネルギー変換効率は0.71%となり、自然界の植物の光合成と同レベル。この技術は気体の二酸化炭素を直接利用できる。 同社では、このガス拡散電極を用いた人工光合成の研究
最近の米国大統領選挙運動での虚偽ニュース騒動は、私にとっては気が滅入るほどお馴染みな話だ。この問題については、自分の専門分野で10年以上関わってきている。そして、問題が改善される兆しはない。 大統領選の虚偽ニュースと同様に、テクノロジ関連の虚偽ニュースもさまざまだ。故意の偽情報もあるが、多くは無知による誤った報道が、クリック主導のエコーチェンバー(共鳴室)効果で拡散している。 最近の例としては、オーストラリアのリセラー市場向けウェブメディア、IDGのARNが11月下旬に掲載した記事がある。 上の画像の記事のメインタイトル(FireEyeはMicrosoftとの提携でサイバーセキュリティの水準を上げられるか?)は正しいが、小見出し(FierEyeはすべてのWindows 10デバイスのデータへのアクセスを獲得した)は完全な妄想だ。そして、最初の2段落には誤りが混じっている。 Microsof
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く