労働弁護士戸田マイクです。 今日は、大手の証券・金融系の会社あたりで見られる留学費用の問題をテーマにします。あ、大企業だけじゃないですよ。 会社の研修費用や、資格取得学校の費用の負担なんかは、色々な会社で問題となるテーマです。さて、ご相談。 【相談です】 新入社員のマイク君は、大手証券会社に転職しました。将来を嘱望されたのか、留学候補生に選ばれたわけです。しかも留学は、希望すれば、会社が数千万の費用全額持ち! マイク「これは行かない手はない!行きます!」 ということで、マイクは2年間アメリカに留学し、MBA資格を取得したわけです。帰国後、資格を活かしてバリバリ働いたわけですが・・・ マイク「最近この会社でやることもやり尽くしたし、MBA資格あればもっと待遇の良い会社に行けるよな・・・よし!転職しよう!」 ということで、マイクは、帰国後2年経たずして会社を退職しました。 ところが、黙っていな
「そもそも伊調馨さんは選手なんですか?」――レスリングのパワハラ問題で、至学館大学・谷岡郁子学長が衝撃の会見をおこなった。この会見から、パワハラとは何か、なぜ起こるのか、根深い構造を知ることができる。 大相撲をはじめとする暴力やパワハラについてたびたび論じてきた筑波大学教授の原田隆之氏が、この問題を考察する。 相撲の世界と似ている まるで、デジャブを見ているかのようだった。 レスリングの伊調馨選手へのパワハラ問題で揺れる、至学館大学の谷岡郁子学長の会見を見たときの第一印象だ。 それは、つい何ヵ月か前に繰り返しテレビで流れた、力士への暴行事件を受けての相撲協会の危機管理委員長や、同評議員会の池坊保子議長の会見を彷彿とさせるものだった。 どちらにも共通するのは、組織を守りたいというあからさまな姿勢が前面に出て、弱い立場にある個人への思いやりや敬意が微塵も感じられないことであり、甚だしい人権意識
■序論 IQが20違うと話が通じない、との俗説がある。 つまり、知性の程度に差があると、互いを理解しがたい、との議論がある。 そこにおいて興味深い論点は、愚かな人が賢い人を当然に理解しがたいのと同様に、賢い人が愚かな人を理解することも難しいのか、という点だろう。 なぜなら、賢い人が知っていることを愚かな人が知らないとしても、愚かな人が知っていることは賢い人は知っているとも考えられるからである。 これらの点について、いくつか議論を展開してみたい。 愚かな人ほど、証明を記憶したり参照したりする。 賢い人ほど、必要に応じて証明する。 愚かな人ほど、言語による断片的な記憶によって、世界を見る。 賢い人ほど、観念による体系的な推論によって、世界を見る。 愚かな人ほど、他者に考えてもらう。 賢い人ほど、自ら考える。 愚かな人ほど、与えられた価値観で人生を生きる。 賢い人ほど、自分自身の価値観で人生を生
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