東北北部と北海道南部では大気の状態が非常に不安定になって局地的に1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降っています。 気象庁は、「秋田県ではこれまでに経験したことのないような大雨になっている」という情報を発表し、最大級の警戒を呼びかけています。 気象庁によりますと、湿った空気と上空の冷たい空気の影響で北日本は大気の状態が非常に不安定になり、東北北部と北海道南部を中心に雨雲が発達しています。 気象庁のレーダーによる解析では午前8時半までの1時間に、▽秋田県の大館市北部付近と藤里町付近でいずれもおよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられるほか、午前7時半までの1時間には、▽秋田県大館市北部付近と120ミリ以上、▽青森県鰺ヶ沢町付近でおよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。 さらに午前9時までの1時間には、▽秋田県の仙北市田沢湖鎧畑で84.5ミリの猛烈な雨が降り、同じく仙北市西木では66.5