2011年4月、アジア太平洋地域でIPv4グローバルアドレスの割り振りを担当するAPNIC(Asia Pacific Network Information Centre)の在庫がなくなった(関連記事)。これを受けて、国内の企業や組織は、以前と同じようにはIPv4グローバルアドレスの割り振りを受けられなくなった。 現在ではインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)やデータセンターが、手持ちのIPv4グローバルアドレスの在庫を節約したり、今夏にも始まる予定のアドレス移転制度を使っての在庫確保を検討したりしている最中だ。とはいえ移転制度がうまく回ったとしても、IPv4グローバルアドレスの総量に上限がある以上、どこかの段階で在庫はなくなる。そのうえISPなどにとってはIPv4とIPv6、2種類のネットワークを運用し続けるのはコストがかさむため、なるべく早期に自社サービスのユーザーのIPv6
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