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空中キャンプに関するkiringoのブックマーク (6)

  • 小説と映画のちがい - 空中キャンプ

    小説映画の大きなちがいは、それが個人でできる作業かどうかであるとおもう。基的に、商業映画をひとりで作ることはできない。規模の大小はあれ、複数の人間が関わることでしか映画は完成しない。反対に、小説はひとりで書き上げるものであり、他者が介在することはすくない。あくまで小説は個人作業なのだ。小説映画という表現手段には、そのような差異がある。 複数の人間が関わることで、そこで予期しなかったできごとが確実に発生する。それが映画という表現の特徴である。カメラの前で役者たちがどんな演技をするかは、撮ってみないとわからない。とある風景を撮ったとき、そこにたまたま写り込んでしまうなにかを、事前に言い当てることができない。想像もしていなかったようなシーンがたまたま撮れてしまう可能性はおおいにある。複数の人間が共同でひとつの作品に参加するとき、そうした偶然によって映画が豊かになっていくし、そこが映画のおも

    kiringo
    kiringo 2009/02/28
    「他者」がいて「開かれている」作品は映画でも小説でもよい作品。
  • 『増補 虚構の時代の果て』/大澤真幸 - 空中キャンプ

    kiringo
    kiringo 2009/02/12
    初回プレス版もってる!!ちょう名アルバムだよね。
  • 神の子どもたち - 空中キャンプ

    渋谷駅前の交差点、路上に設置されたスピーカーから流れてくるのは、いくぶん抑揚に欠けた男性の声で、その声は「キリストを呼び求める人は救われます」と何度も繰り返していた。たくさんの通行人が行き交う年末の渋谷。強風で、外は寒い。信号待ちをしながら、わたしはふと気がついた。「キリストは罪を赦し、永遠の命を与える」──そう書かれた看板を持って立っていたのは、小学校五年生くらいのちいさな女の子だった。 われわれは親を選択することができない。どのような親のもとに生まれるのかを選び取ることができない。両親は、彼らにとって「善きこと」を子どもに伝えようとするし、そこにはそれぞれの親の価値観が大きく関係してくる。それはときに宗教であったり、ある種の思想であったりもする。親は「善きこと」を子どもに伝える。それはあたりまえのことで、他人があれこれと口をだす問題ではないのだとおもう。 両手でしっかりと看板を支えなが

    kiringo
    kiringo 2008/12/31
    どんな女の子も笑っている顔がいちばんかわいい。祈っているときより。
  • 2008年の映画をふりかえる/結果発表 - 空中キャンプ

    みなさんこんにちは。空中キャンプを書いている者です。今年いちばんおもしろかった映画を、みなさんの投票により、ちょう民主主義的に決定する「2008年の映画をふりかえる」の結果がでました。さっそく、順を追って発表していきたいとおもいます。みなさんからは、あらかじめ以下のフォーマットにてアンケートを集めました。 名前(id、もしくはテキトーな名前)/性別 2008年に劇場公開された映画でよかったものを3つ教えてください 2で選んだ映画の中で、印象に残っている場面をひとつ教えてください 今年いちばんよかったなと思う役者さんは誰ですか ひとことコメント 参加していただいた方々の人数と男女比は以下です。 まずは、参加していただいた方々にお礼を述べたいとおもいます。ありがとうございます! 今まででいちばんの人数、ついに大台の3ケタに到達しまして、よりたくさんの方の意見が含まれた貴重な調査結果になったので

    2008年の映画をふりかえる/結果発表 - 空中キャンプ
  • 2008-11-02 - 空中キャンプ

    渋谷にて。ジョン・ウー新作。三国志の映画化。わたしは三国志を読んだことがないので、どういう話なのかいっさい知らないのですが、たのしく見れました。三国志ってこういう話だったのか…という新鮮な気持ちで見ました。 145分とかなり長めの尺ですが、サービス精神が旺盛で、戦闘シーン、策略の攻防、豪華なCGを使った風景描写、美人なお妃さまとの性行為、鳩、その他ひととおり求められているものは取り揃え、観客をぬかりなく満足させる仕上がりになっている。登場人物のキャラクターも豊富で、中に「すごい大声がでる男」というのがいて、こいつが「うがー」と叫びながら敵に体当たりしていくところはとてもよかった。武器が大声って最高ですね。この大声キャラという伏線とその回収は実によかった。 もちろん、トレードマークの鳩もここぞというシーンで飛ぶわけですが、今回それだけではついに飽き足らず、登場人物の女性に「わたし鳩になりたい

    kiringo
    kiringo 2008/11/03
    そういう話ではありません>三国志
  • わたしのお父さん - 空中キャンプ

    わたしのお父さんは、三年くらい前から日に住んでいて、わたしはずっとサウジアラビアに住んでいたのですが、今年からようやく、いっしょに住めることになり、こちらにひっこしをしてきました。四月からは、日の小がっ校にかよっています。わたしは二年せいです。おんなの子です。 日はちょうたのしいところだとおもう。つぶつぶいちごポッキーはおいしいし、でん車の中は冷ぼうがきいててすずしいし、プールで、もがもがもぐぐをするとおもしろいから。友だちは、ななちゃんとまきちゃんです。他にも友だちはいるけど、いちばんなかよしなのはこのふたり。ちなみに、もがもがもぐぐは、ななちゃんのかんがえたあそびで、三人でいっせいにプールにもぐってから、だれかひとりが「起しょう転けつ!」とか、「しゅっ発しん行!」とかのむずかしいことばを水の中でさけんで(なるべくむずかしいことばがよい)、でも水の中だから、「もがもがもぐぐ」としか

    kiringo
    kiringo 2008/09/11
    どうかかみさま。たかこのゆくえにくらやみをおかないでください。かしこ。
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