タイトルの通りですが、NLBとECS Fargateの構成となっており、FargateのタスクではNginxとgRPCアプリケーションが稼働する構成となっております。 今回は内部通信の要件だったため、平文で通信しています。HTTP/2でTLS終端しようとすると、NLBはALPNに対応していないため問題となりうるのですが、今回は平文通信のためこの問題は回避できました。 ヘルスチェック問題 この構成で問題となるのがヘルスチェックです。 今回は平文のgRPCを採用しているためターゲットグループのプロトコルはTCPを選択する必要があるのですが、この場合、ヘルスチェックで使用できるオプションは、TCP、HTTP、HTTPSの三つのみです。HTTP、HTTPSはgRPCメソッドを呼び出すことはできず、TCPはポート監視のみとなり、アプリケーションの死活監視を行うことができません。 ECSのHEALTH