視聴率の低下、広告収入の減少、自主規制の増加など、日本のテレビ業界は様々な問題を抱えているものの、その中でも今最も深刻な悩みが全く別のところにあると聞いた。それは、番組に出演してくれる一般の方々が減少していることである。 「ここ5年ほどで顕著になっていますが、街頭インタビューなどで声をかけても、なかなか出てくれる人がいません。他にも、何かの検証をおこなうような場合にはスタジオに来てもらうので軽い粗品つきでお願いするんですが、それでも人を集めるのに苦労しています」(バラエティ番組アシスタントディレクター) たとえば番組内で『1,000人に聴いた好きな歌手ベスト10』などのランキング企画をおこなう場合には、街頭インタビューは欠かせというが、そのような人数を集めるのはほぼ不可能になっているそうだ。 「今は100人でさえ苦労しますよ。その100人も本当は50名…いや、10名程度しかインタビューでき
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