ブックマーク / waka-rukana.hatenadiary.com (444)

  • 古代における懐疑主義と近代の哲学者たちの関心 ~セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』の後世の影響 - 日々是〆〆吟味

    古代における懐疑主義と近代の哲学者たちの関心 近世におけるセクストス・エンペイリコス 学派的真理への批判と真理の相対化 【セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』】 古代の哲学者の問題意識と近世の哲学者の問題意識 【マルクス・アウレーリウス『自省録』】 スコラ哲学からの自立を目指す近代哲学 【中世思想原典集成20 近世のスコラ学】 前回のお話 古代における懐疑主義と近代の哲学者たちの関心 中世思想原典集成 精選6 大学の世紀2 (平凡社ライブラリー) 発売日: 2019/09/12 メディア: 単行 近世におけるセクストス・エンペイリコス 近世になってからセクストス・エンペイリコスのが出版されたということがどのような意味があったのでしょうか。実はあんまり詳しくないのですが、ちょっとまた無理して書いてみたいと思います。 学派的真理への批判と真理の相対化 セクストス・エンペイリコス

    古代における懐疑主義と近代の哲学者たちの関心 ~セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』の後世の影響 - 日々是〆〆吟味
  • 失われた古代の古典と新しく出版されることにより蘇る問題意識 ~古代の懐疑主義により与えられた近世哲学の問題意識 - 日々是〆〆吟味

    失われた古代の古典と新しく出版されることにより蘇る問題意識 現代にまで影響を与える古代の懐疑主義 案外残っていない古代の哲学 【ソクラテス以前哲学者断片集,初期ストア派断片集】 修道院に死蔵されて忘れられた古典たち 出版が可能になってから再び現れた古代の古典 新しいとしての古代の 【セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』】 前回の プラトンのアカデメイアと哲学の変遷 ~プラトン亡き後のアカデメイアの研究態度の変化 - 日々是〆〆吟味 失われた古代の古典と新しく出版されることにより蘇る問題意識 学者たちへの論駁〈1〉 (西洋古典叢書) 作者:セクストス エンペイリコス メディア: 単行 現代にまで影響を与える古代の懐疑主義 懐疑主義というものがピュロン主義というものとプラトンのアカデメイアの末期にストア派に対抗する形で現れてきたのですが、これはどちらも古代の時代においての話で

    失われた古代の古典と新しく出版されることにより蘇る問題意識 ~古代の懐疑主義により与えられた近世哲学の問題意識 - 日々是〆〆吟味
  • 【まとめ】群衆の特徴と現象。集団への埋没、個人の喪失、暗示。メディアと消費のための広告による集団化 ~ル・ボン『群集心理』の紹介と解説 【46】 - 日々是〆〆吟味

    まとめ46 群衆の特徴と現象。集団への埋没、個人の喪失、暗示。メディアと消費のための広告による集団化 このまとめの要旨 書いたものの一覧 現在時間がなくリンク切れのままとなっております。申し訳ありません。 まとめ46 群衆の特徴と現象。集団への埋没、個人の喪失、暗示。メディアと消費のための広告による集団化 このまとめの要旨 群衆について書いたもののうち、ル・ボンが書いたものを中心に説明したものをまとめてみました。簡単に面白くお話しているだけなので、もしよければル・ボン直接読んでみてくださいね。 書いたものの一覧 www.waka-rukana.com 大衆と似たものに群衆というものがあるけど、それを最初に分析したのはル・ボンという人で、その話を今回から始めますよ、ーというようなお話。 www.waka-rukana.com 群衆も大衆も個人を指すわけではないけど、だからといって集まった人々

    【まとめ】群衆の特徴と現象。集団への埋没、個人の喪失、暗示。メディアと消費のための広告による集団化 ~ル・ボン『群集心理』の紹介と解説 【46】 - 日々是〆〆吟味
  • ベーム=バヴェルク(墺 1851-1914) 本 【著作(翻訳)ブックリスト一覧/リンク(Amazon)】 - 日々是〆〆吟味

    オイゲン・フォン・ベーム=バヴェルク(Böhm-Bawerk, Eugen von) オイゲン・フォン・ベーム=バヴェルク(Böhm-Bawerk, Eugen von) ベーム=バヴェルク著作リンク一覧 ベーム=バヴェルク著作一覧 Wikipedia ベーム=バヴェルク著作リンク一覧 マルクス價値説の終焉 (マルクス思想叢書 神永文三 譯述. 新潮社, 1927 / 『マルクス学説体系の終焉』社会文庫 竹原八郎 訳. 日評論社, 1931① ② / 『マルクス体系の終結』 木幸造 訳. 未来社, 1969 → 1992) 経済的財価値の基礎理論 : 主観的価値と客観的交換価値 (岩波文庫 長守善 訳. 岩波書店, 昭和7① ② → 1952) 価値理論要綱(大山千代雄 訳. 大山千代雄, 昭和12) 国民経済学 : ボェーム・バヴェルク初期講義録(塘茂樹 訳. 嵯峨野書院, 1994

    ベーム=バヴェルク(墺 1851-1914) 本 【著作(翻訳)ブックリスト一覧/リンク(Amazon)】 - 日々是〆〆吟味
  • プラトンのアカデメイアと哲学の変遷 ~プラトン亡き後のアカデメイアの研究態度の変化 - 日々是〆〆吟味

    プラトンのアカデメイアと哲学の変遷 アカデメイアと懐疑主義 【廣川洋一『プラトンの学園アカデメイア』】 プラトンの弟子アリストテレス 【ディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲学者列伝』】 プラトン亡き後のアカデメイアの後継者 アリストテレスのアカデメイアへの態度 アカデメイアとプラトンの哲学 【プロティノス『エネアデス』】 前回のお話 アカデメイアに起こったピュロン主義とは異なる懐疑主義 ~ストア派に対するための後期アカデメイア的懐疑主義 - 日々是〆〆吟味 プラトンのアカデメイアと哲学の変遷 プラトンの学園アカデメイア (1980年) 作者:広川 洋一 メディア: - アカデメイアと懐疑主義 プラトンの学園であるアカデメイアからストア派と対立するために懐疑主義が現れてきたというのもなんとなく変わった話だなぁ、なんて思ったりもするのですが、アカデメイアはもしかしたらプラトンとはまったく異

    プラトンのアカデメイアと哲学の変遷 ~プラトン亡き後のアカデメイアの研究態度の変化 - 日々是〆〆吟味
  • アカデメイアに起こったピュロン主義とは異なる懐疑主義 ~ストア派に対するための後期アカデメイア的懐疑主義 - 日々是〆〆吟味

    ピュロン主義とは異なる別の懐疑主義としてのアカデメイア もうひとつの懐疑主義 【セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』】 プラトンの哲学と懐疑主義 ストア派の祖としてのキュニコス派とプラトン 【ディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲学者列伝』】 【山川偉也『哲学者ディオゲネス』】 ストア派と懐疑主義的アカデメイア 【エピクテトス『人生談義』】 前回のお話 ピュロン主義としての懐疑主義とセクストス・エンペイリコスの著作『ピュロン主義哲学の概要』や『学者たちへの論駁』の歴史的意義 - 日々是〆〆吟味 ピュロン主義とは異なる別の懐疑主義としてのアカデメイア ギリシア哲学者列伝 上 (岩波文庫 青 663-1) 作者:ディオゲネス・ラエルティオス 発売日: 1984/10/16 メディア: 文庫 もうひとつの懐疑主義 懐疑主義と言いますと古代のピュロン主義のことを指すのだそうですが、し

    アカデメイアに起こったピュロン主義とは異なる懐疑主義 ~ストア派に対するための後期アカデメイア的懐疑主義 - 日々是〆〆吟味
  • ピュロン主義としての懐疑主義とセクストス・エンペイリコスの著作『ピュロン主義哲学の概要』や『学者たちへの論駁』の歴史的意義 - 日々是〆〆吟味

    ピュロン主義としての懐疑主義とセクストス・エンペイリコスの著作の歴史的意義 ピュロン主義としての懐疑主義 遺されていないピュロンの著作とセクストス・エンペイリコス 【セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』】 セクストス・エンペイリコスの著作によって遺された古代哲学の断片 【セクストス・エンペイリコス『学者たちへの論駁』】 前回の 懐疑主義の持つ特定の心理を報じない積極的判断停止の立場 ~心の平静をもとめるひとつの知恵 - 日々是〆〆吟味 ピュロン主義としての懐疑主義とセクストス・エンペイリコスの著作の歴史的意義 ピュロン主義哲学の概要 (西洋古典叢書) 作者:セクストス エンペイリコス 発売日: 1998/02/01 メディア: 単行 懐疑主義というものがそれぞれの立場において真理を主張する中、どの立場にも属さず判断停止にとどまることによって論争の煩わしさから逃れて平静を保つ、

    ピュロン主義としての懐疑主義とセクストス・エンペイリコスの著作『ピュロン主義哲学の概要』や『学者たちへの論駁』の歴史的意義 - 日々是〆〆吟味
  • 懐疑主義の持つ特定の心理を奉じない積極的判断停止の立場 ~心の平静をもとめるひとつの知恵 - 日々是〆〆吟味

    特定の真理を奉じない懐疑主義の積極的判断停止の立場 懐疑主義とわからないことの宙ぶらりん 【アナス,バーンズ『古代懐疑主義入門』】 わからないことを選ぶ懐疑主義 判断停止と心の平静 【セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』】 前回のお話 エピクロスの哲学と原子論の考え方とキリスト教における自然観の対立 - 日々是〆〆吟味 特定の真理を奉じない懐疑主義の積極的判断停止の立場 学者たちへの論駁〈1〉 (西洋古典叢書) 作者:セクストス エンペイリコス メディア: 単行 ローマ時代の哲学はストア派とエピクロス学派と懐疑主義、なんて書きましたが、実際にはストア派とエピクロス学派が二大巨頭で懐疑主義はあんまり大きな勢力ではなかったそうです。というのも懐疑主義というのはその名の通りあまり積極的になにかを述べるような哲学ではなかったからですね。 懐疑主義とわからないことの宙ぶらりん 懐疑主義

    懐疑主義の持つ特定の心理を奉じない積極的判断停止の立場 ~心の平静をもとめるひとつの知恵 - 日々是〆〆吟味
  • エピクロスの哲学と原子論の考え方とキリスト教における自然観の対立 - 日々是〆〆吟味

    エピクロスの哲学と原子論とキリスト教 ローマ時代の3つの哲学 【ロング『ヘレニズム哲学』】 エピクロスの哲学 ルクレティウスに残されたエピクロス哲学 【ルクレティウス『物の質について』】 デモクリトスの原子論とエピクロス エピクロスの自然観とキリスト教の対立 前回のお話 ストア派とキリスト教のローマ社会における立場と相違 - 日々是〆〆吟味 エピクロスの哲学と原子論とキリスト教 ヘレニズム哲学―ストア派、エピクロス派、懐疑派 作者:A.A. ロング 発売日: 2003/06/01 メディア: 単行 ローマ時代の哲学としてストア派が存在していましたが、なにもストア派だけがローマ時代に存在していたわけではありません。ストア派が一番大きな主流であっただけであり、他の哲学というものもありました。 ローマ時代の3つの哲学 ローマ時代を代表する哲学は3つあったそうです。そのひとつめが今述べたストア

    エピクロスの哲学と原子論の考え方とキリスト教における自然観の対立 - 日々是〆〆吟味
  • 【まとめ】TVとYouTuber、もしくは新しい表現と能力 ~新世界における新世代と今昔【45】 - 日々是〆〆吟味

    まとめ45 TVとYouTuber、もしくは新しい表現と能力 ~新世界における新世代と今昔 このまとめの要旨 書いたものの一覧 現在時間がなくリンク切れのままとなっております。申し訳ありません。 まとめ45 TVとYouTuber、もしくは新しい表現と能力 ~新世界における新世代と今昔 このまとめの要旨 TVとネットに起こった新しい世界としての変化を、似てたり繰り返したり、また新たになっていたりという点を書いてみたもののまとめ。結構長めの文章が多いかもしれません。 書いたものの一覧 www.waka-rukana.com 80年代にTVを素人の時代と呼んだ時期があったのですが、それはかつての師弟関係の中から出てきたのではない芸人の登場によってお笑いの文化自体も変化していったという側面もあり、しかし今ネットに現れてきた新しい人たちもこの頃のTVと似たようなものであって、ーというようなお話。

    【まとめ】TVとYouTuber、もしくは新しい表現と能力 ~新世界における新世代と今昔【45】 - 日々是〆〆吟味
  • オウエン(英 1771-1858) 本 【著作(翻訳)ブックリスト一覧/リンク(Amazon)】 - 日々是〆〆吟味

    ロバート・オウエン(Owen, Robert) ロバート・オウエン(Owen, Robert) オウエン著作リンク一覧 オウエン著作一覧 Wikipedia オウエン著作リンク一覧 人類に与ふ (世界名著叢書 青野季吉 訳. 人文会出版部, 大正15) 社会に関する新見解 (社会主義古典叢書 大林宗嗣 訳. 同人社書店, 大正15① ② / 世界大思想全集 加藤一夫 訳 春秋社, 昭和5① ② / 『新社会観 』 岩波文庫 楊井克巳 訳. 岩波書店, 1954) ロバアト・オウヱン自叙伝(位田祥男, 五島茂 共訳. 日評論社, 1928 / 『自叙伝 』世界古典文庫日評論社, 昭和22 → 1949 上 下 / 『オウエン自叙伝 』岩波文庫 五島茂 訳. 岩波書店, 1961① ②) 社会変革と教育 (世界教育学選集 渡辺義晴 訳. 明治図書出版, 1963① ②) ラナーク州への報

    オウエン(英 1771-1858) 本 【著作(翻訳)ブックリスト一覧/リンク(Amazon)】 - 日々是〆〆吟味
  • ストア派とキリスト教のローマ社会における立場と相違 - 日々是〆〆吟味

    ローマとストア派とキリスト教 キリスト教とストア派 ストア派とローマの上層社会 【マルクス・アウレーリウス『自省録』,エピクテトス『人生談義』】 ストア派と厳格主義 【アームストロング『古代哲学史』】 ストア派とキリスト教 前回のお話 キリスト教とローマ時代の哲学の存在を賭けた緊張関係 ~キリスト教が自らを確立するために行った思想闘争 - 日々是〆〆吟味 ローマとストア派とキリスト教 初期ストア派断片集〈1〉 (西洋古典叢書) 作者:ゼノン 発売日: 2000/12/01 メディア: 単行 キリスト教とストア派 ローマ時代のキリスト教徒にとって直接に戦わなければならなかった思想的相手は、特にストア派と呼ばれる人たちだったようです。 ストア派とローマの上層社会 ストア派というのはローマの上層社会において特に支持されていた哲学の流派らしく、ギリシア哲学の後継者としての側面もあったそうです。し

    ストア派とキリスト教のローマ社会における立場と相違 - 日々是〆〆吟味
  • キリスト教とローマ時代の哲学の存在を賭けた緊張関係 ~キリスト教が自らを確立するために行った思想闘争 - 日々是〆〆吟味

    キリスト教と周囲の哲学や思想との緊張関係 ローマ社会内におけるキリスト教のかよわい立場 身を守るための護教論 【中世思想原典集成 ギリシア教父】 【アームストロング『古代哲学史』】 キリスト教内部の異端との戦い 【オリゲネス『諸原理について』】 前回のお話 ローマにおけるキリスト教の関係と苦闘 ~社会から疎外された者の新しい存在としてのキリスト教 - 日々是〆〆吟味 キリスト教と周囲の哲学や思想との緊張関係 中世思想原典集成 精選1 ギリシア教父・ビザンティン思想 (平凡社ライブラリー) 発売日: 2018/11/12 メディア: 単行 キリスト教が新しい普遍的な思想として世界史に現れてきたのはいいのですが、それはのちの時代になった現在から見てそう言えるわけですね。当時のキリスト教としてはまわりの哲学や宗教と常に接しながら自分たちの存在を確立する必要がありました。 ローマ社会内におけるキ

    キリスト教とローマ時代の哲学の存在を賭けた緊張関係 ~キリスト教が自らを確立するために行った思想闘争 - 日々是〆〆吟味
  • ローマにおけるキリスト教の関係と苦闘 ~社会から疎外された者の新しい存在としてのキリスト教 - 日々是〆〆吟味

    ローマ社会におけるキリスト教の苦闘 ローマ時代のキリスト教 ローマ時代の哲学と宗教 【ブルフィンチ『ギリシア・ローマ神話』】 ローマ社会の虐げられし人々 【新約聖書 福音書】 イエスの死後とキリスト教の建設 【新約聖書 使徒のはたらき】 新しい立場としてのキリスト教 前回のお話 新プラトン主義とキリスト教の結びつきと大きな影響関係 - 日々是〆〆吟味 ローマ社会におけるキリスト教の苦闘 キリスト教の歴史 (講談社学術文庫) 作者:小田垣 雅也 発売日: 1995/04/28 メディア: 文庫 ローマ時代のキリスト教 ローマ時代にもキリスト教はありましたが、今日のような形のキリスト教ではまだなかったようです。というのも思想的にはキリスト教は生まれて間もないといった状態で、自分たちだけで立って歩けるようなものでもなかったようです。 ローマ時代の哲学と宗教 しかしローマ時代にはローマ時代で自分た

    ローマにおけるキリスト教の関係と苦闘 ~社会から疎外された者の新しい存在としてのキリスト教 - 日々是〆〆吟味
  • 新プラトン主義とキリスト教の結びつきと大きな影響関係 - 日々是〆〆吟味

    プラトンとキリスト教の結びつきと新プラトン主義 哲学史におけるローマや中世の哲学 【アームストロング『古代哲学史』】 新プラトン主義とプロティノス 【プロティノス『世界の名著』『エネアデス』『善なるもの一なるもの』『美について』】 イデアと一者 アリストテレスの形相と質料 【アリストテレス『形而上学』】 前回のお話 プラトンのイデア論とキリスト教の結びつきと根源的思考の神への影響 - 日々是〆〆吟味 プラトンとキリスト教の結びつきと新プラトン主義 古代哲学史―タレスからアウグスティヌスまで 作者:A.H. アームストロング 発売日: 1987/03/01 メディア: 単行 キリスト教がプラトンの哲学と早くから結びついていたとしても、それはプラトン自身の哲学とは違ったりします。キリスト教と結びついたのは新プラトン主義と呼ばれるもので、プラトンからかなり後のものです。 哲学史におけるローマや

    新プラトン主義とキリスト教の結びつきと大きな影響関係 - 日々是〆〆吟味
  • プラトンのイデア論とキリスト教の結びつきと根源的思考の神への影響 - 日々是〆〆吟味

    プラトンの根源的思考としてのイデアとキリスト教 キリスト教とプラトン 【アリストテレス『動物誌』,ヒポクラテス『古い医術について』】 プラトンとイデア 【プラトン『国家』】 イデアと根源的思考とキリスト教 前回のお話 中世におけるアリストテレスの問題点 ~版違いで異なる内容、イスラーム経由での歪み、別人の著作との混同、という様々な問題 - 日々是〆〆吟味 プラトンの根源的思考としてのイデアとキリスト教 プラトンのイデア論 作者:ウィリアム・デイヴィッド ロス メディア: 単行 キリスト教というものがあまりアリストテレスとなじまないものだとして、しかし中世においてはアリストテレスによってキリスト教というものは基礎づけられました。けれどもそれは中世の中頃から行われてきたもの(だったと思う)であり、キリスト教というものはもっと前からありました。それこそ古代のローマ時代からあったわけですね(だっ

    プラトンのイデア論とキリスト教の結びつきと根源的思考の神への影響 - 日々是〆〆吟味
  • 【まとめ】メディアによる大衆の影響と関係と変化 ~近代社会の広がりと都市民【44】 - 日々是〆〆吟味

    まとめ44 メディアによる大衆の影響と関係と変化 ~近代社会の広がりと都市民 このまとめの要旨 書いたものの一覧 現在時間がなくリンク切れのままとなっております。申し訳ありません。 まとめ44 メディアによる大衆の影響と関係と変化 ~近代社会の広がりと都市民 このまとめの要旨 大衆とメディアの関係について書いたものをまとめてみました。大衆とメディアが即結びつくものであるかは私には断言できませんが、メディアというものが基的にマスメディアを想定されるとしたら、そのマスは大衆のことを指すのであながち無関係ではないかもしれませんね。 書いたものの一覧 www.waka-rukana.com 人間が幼少期に与えられた価値観に縛られるとしたら、現代人はみなメディアから与えられる価値観によって形作られている側面は否めないかもしれないけど、そのメディアから与えられ作られていく価値観も固定化したものではな

    【まとめ】メディアによる大衆の影響と関係と変化 ~近代社会の広がりと都市民【44】 - 日々是〆〆吟味
  • フーリエ(仏 1772-1837) 本 【著作(翻訳)ブックリスト一覧/リンク(Amazon)】 - 日々是〆〆吟味

    シャルル・フーリエ(Fourier, Charles) シャルル・フーリエ(Fourier, Charles) フーリエ著作リンク一覧 フーリエ著作一覧 Wikipedia フーリエ著作リンク一覧 社団的社会主義要綱(世界大思想全集 安谷寛一 訳 春秋社, 昭和5) 四運動の理論 (世界古典文庫 副田満輝 訳. 日評論社, 1949 上  / 巌谷国士 訳. 現代思潮社, 1970 上① ② 下① ② → 新装版 古典文庫 2002 上 下) 調和社会の教育(『空想的社会主義教育論』 世界教育学選集 西出不二雄 訳. 明治図書出版, 1970) 愛の新世界(福島知己 訳. 作品社, 2006 → 増補新版 2013) 世界大思想全集 ([第2期] 第10 河出書房新社, 1959) 世界の名著(続 8 中央公論社, 1975① ② → 中公バックス 42  1980① ②) 注1:『四運

    フーリエ(仏 1772-1837) 本 【著作(翻訳)ブックリスト一覧/リンク(Amazon)】 - 日々是〆〆吟味
  • 中世におけるアリストテレスの問題点 ~版違いで異なる内容、イスラーム経由での歪み、別人の著作との混同、という様々な問題 - 日々是〆〆吟味

    中世におけるアリストテレス アリストテレス哲学とトマス・アクィナス 中世におけるアリストテレスの著作の状況 【宮下志朗『普遍論争』】 版違いで内容の異なるアリストテレス イスラーム思想化されたアリストテレス トマス・アクィナスとアリストテレスの翻訳 【中世思想原典集成『トマス・アクィナス』】 トマス・アクィナスとアリストテレス偽書の気づき 【世界の名著『プロティノス,ポルピュリオス,プロクロス』】 前回のお話 中世の哲学とアリストテレスの微妙な関係 ~中世に知られていたアリストテレスはちょっとゆがんだ形で伝わっていた - 日々是〆〆吟味 中世におけるアリストテレス 分析論前書 分析論後書 (新版 アリストテレス全集 第2巻) 発売日: 2014/11/28 メディア: 単行 アリストテレス哲学とトマス・アクィナス アリストテレスはちょっとキリスト教と合わないところがあるのですが、論理学は

    中世におけるアリストテレスの問題点 ~版違いで異なる内容、イスラーム経由での歪み、別人の著作との混同、という様々な問題 - 日々是〆〆吟味
  • 中世の哲学とアリストテレスの微妙な関係 ~中世に知られていたアリストテレスはちょっとゆがんだ形で伝わっていた - 日々是〆〆吟味

    中世におけるアリストテレスの影響と不一致 アリストテレスとキリスト教 アリストテレスと偽書 【世界の名著『プロティノス,ポルピュリオス,プロクロス』】 プラトンとアリストテレス 【ロイド『アリストテレス』】 アリストテレスの特徴としての経験主義 【アリストテレス『動物誌』】 前回のお話 アリストテレスの思想/哲学とキリスト教神学の結びつきやすそうなところとあわなさそうなところ ~世界の始まりと根源からすべてを覆いつくす体系性 - 日々是〆〆吟味 中世におけるアリストテレスの影響と不一致 カテゴリー論 命題論 (新版 アリストテレス全集 第1巻) 作者:アリストテレス 発売日: 2013/10/10 メディア: 単行 アリストテレスとキリスト教 アリストテレスがキリスト教の考え方とあまり一致しそうにないのは色々とあるそうです(あまり自信はない)。しかしアリストテレスは意外とヨーロッパ世界に

    中世の哲学とアリストテレスの微妙な関係 ~中世に知られていたアリストテレスはちょっとゆがんだ形で伝わっていた - 日々是〆〆吟味