11日夜、栃木県栃木市の東武日光線で、電車が、農家から逃げ出した牛3頭と衝突し、東武日光線は現場近くで2時間余りにわたって運転を見合わせました。 乗客にけがはありませんでした。 11日午後8時すぎ、栃木市の東武日光線の静和駅を発車した上りの普通電車が、駅から2キロほど離れたところで、線路上にいた牛3頭とぶつかりました。 警察によりますと、電車には50人ほどの乗客が乗っていましたが、けがはありませんでした。 この事故の影響で、東武日光線は静和駅と藤岡駅の間の上下線で運転を見合わせていましたが、死んだ牛をクレーンを使って運び出す作業を行った結果、午後10時11分に運転を再開しました。 3頭の牛は、近くの農家から逃げ出したということです。